私が以前いた会社にいた社長の話をします。
その会社は社長がひとりで起こして成長させた、典型的なワンマン企業でした。
当然、社長の能力については言うまでもありません。
が、この社長、確かに商売の才覚はあったんでしょうが、性格には難がありました。
スポンサードリンク
具体的に言うと、とにかくパワハラとセクハラの嵐。
何か、若い頃に嫌なことでもあったのかは知らないけど、男性社員には殴る蹴るは当たり前。
女子社員についてはさすがにそこまではなかったものの、尻を撫でまわす、胸を揉む、えぐいエロ話を延々と聞かせるなど、やりたい放題でした。
よくもまあ、あれだけやって裁判になってないものだと思います。
よほど運がいいのか知らないですけど。
天才肌の奴って、一方でどこか破綻してることが少なくないですけど、まさにその典型のような人でしたね。
そんな彼ですから、社員は当然定着しません。
ポンポンやめていきます。
そんな調子ですから、いつまでたっても社員は育たず、社長だけがまともに業務を回せるという状態が延々続いていたんです。
業績は上り調子でしたが、社内には常によどんだ空気が流れている、そんな職場でした。
そんな彼が、ある日えらくさわやかな顔をしてオフィスに現れたんです。
「みんな、新しい社員だ。仲良くしてやってくれ」
社員一同、呆然としました。その新入社員がなかなか美人だったとか、そういう事ではありません。
そもそも、「仲良くしてやってくれ」なんていう人じゃなかったんですよ。口を開けば暴言って人でしたからね。
何かが違う。そういうみんなの勘は当たりました。
どこで出会ったのか、どういう経緯があったのかまでは知りませんが、社長はその女の子に完全にいかれていたんです。
ちなみにその女性ですが、仮にB子としましょうか。すらっとした体形によくスーツが似合う人で、そこにあどけない顔。
こういう状況でなければ、私たち部下だって惚れてたとおもいますよ。
それからは、驚きの連続でした。
パワハラはなくなったわけではないものの極端に減りました。
それ以前に、社長がオフィスに現れなくなったんです。そして、B子もいません。
そしてたまに二人で姿を見せる時には、それまで険悪な表情しか見せることのなかった彼がえらくニコニコしているんですよ。
誰が見ても、二人がただならぬ関係なのは明らかでした。
ただ、業績は残念ながら急降下していきました。
なにしろ、一人で回してた社長があんな調子なんですから当然です。
社員でなんとかしようにも、これまでの入れ替わりが激しすぎて、社員が全然育っていません。私にしたって入って1年たっていなかったですし。
フォローしようもなく、半年もしないうちにボロボロな状態になってしまいました。
そして、以前とは違って単純に危機感を覚えて辞めていく社員が急増していたんです。
スポンサードリンク
そんなある日のことです。私は書類を自分の机に忘れてしまい、オフィスにとって返したんです。
深夜でしたから、当然オフィスは真っ暗。
机に置いていた書類を手にしてふっと一息吐いたとき、私は耳を疑いました。
だれもいないはずのこの時間に、あり得ない声が聞こえてきたんです。
「…あひいっ、あ、あんっ…」
明らかに、女性の喘ぎ声でした。声は、私たちの部屋ではなく、他の部屋から聞こえてきます。
私は足を忍ばせて部屋の外を伺いました。
うっすらと明かりが漏れている部屋があります。社長室でした。
この時点で下手するとヤバいとは思ったのですが、好奇心の方が勝ちました。
私は社長室に近づいて行ったんです。ドアが閉まり切らずに、薄く開いていました。
その隙間から覗き込むと、B子と社長のあられもない姿がありました。
社長は机に寝そべり、騎乗位でB子がまたがっています。
見た感じ、よくあるAVのようにB子が奉仕している構図ではあります。
ただ、社長の表情が…なんかトロンとして、普段の彼とは別人のようです。
その時、彼が口を開きました。
「きもち、気持ちいいよ、ママぁ!」
耳を疑いました。完全に舌足らずな、子供っぽい声。
しかも一応断っておくと、B子はどうみても社長より年下です。
「そぉ?気持ちいいの?…っ…いけない子ねぇ…ち○ちんビンビンにしちゃって…んっ」
ですが、B子もノリノリのようです。
こういうのが、幼児プレイという奴なのでしょうか。しかもなんか隠語プレイも混じってるし。
まさか、彼らにこんな性癖があったとは。
「ママのおま○こ気持ちいいもん!こんなの、ママとしかできないもん!もうどうだっていいもん!」
「そうなんだ…っ、じゃあもっとち○ちん、ま○こで可愛がってあげないと…あぅ、また固くなってきたあぁ…」
「もう我慢できないよう!出ちゃいそうだよぉ!」
「だーめぇ…っ、もうちょっと…我慢しなさい…あんんっ」
もう凄いことになっていました。部屋の入り口で覗いている私のところまで、接合部のぐちゃぐちゃいう音が、かすかに聞こえてきます。
「でも、もう、もう駄目だぁ…」
「仕方、ないわねぇ…もう精液出ちゃう?いけないち○ちんからいっぱい出ちゃう?」
「うん、たっぷり臭いのがでちゃう!」
「じゃぁ、出しちゃいなさい!臭っさいち○ぽミルク、あたしのま○この中に一杯!」
「うんっ!」
ひときわ腰の動きが激しくなります。頑丈な机が、ギシギシと音を立てていました。
「あ、出る、出る出るぅ!!んっ」
「あんっ、きた、精液膣内にきたぁぁっ…いぃぃぃぃ」
…完全に果てたようです。
社長も、B子も呆然自失とした顔をしていました。
そして、私はふと我に返りました。ここにいたら、まずい。逃げるなら、彼らの意識がはっきりしていないであろう、今しかない。
そっと立ち上がり、足音を立てないように気を付けながら、私はオフィスをそっと抜け出したのです。
その後ほどなくして、会社はつぶれました。
社員はみんな路頭に迷うことになりましたが、正直ホッとしたのも事実です。
どっちにしろ、長く勤められる気はしなかったですからね。
社長はB子とともに姿を消しました。関係がどうなったのかはわかりませんが、あのべったりぶりですからね…
その後、もう一度会社を興したりとかはしていないみたいです。
同業者の方に聞いた限りでは、細々と暮らしてるってことでしたね。
ちなみに、社長とB子の情事は、潰れる前にもう一度拝む機会がありました。その時に耳にした
「僕は頑張ってるのに、一生懸命なのに、バカばっかりなんだあ」
という社長のセリフは、本音であるとともに、経営者としての断末魔だったんだと思っています。
なんというか…本当に、天才って救いようのない壊れ方するんだなぁ、って感想しかわかないですね。
スポンサードリンク
カテゴリ:知人のエロ話総合(覗き・伝聞)