(…あ、あ…)
D君は、やはり真っ赤でした。さっきまでとは、かなり意味合いが違っていたでしょうけど。
少し、涙ぐんでさえいます。
…やりすぎたかな。あたしは少し、悪い気がしました。
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(…ごめん。調子に乗り過ぎた。さ、来て。お掃除してあげるよ)
ここまでしたら、トイレで後始末くらいは付き合ってあげるつもりでした。
以前の彼氏のときに、その手の経験はあります。
彼を引っ張ってトイレまで連れて行こうと、手を伸ばしたときです。
ぐっと、あたしの手を、彼が握りました。
(え?)
思ったよりも大きい、あったかい手。
さっきまでの気弱そうな印象と違って、その握り方は力強いものでした。
逆に、あたしの方が戸惑っていました。
そんなあたしに、彼は言いました。
(…行きましょう)
(え?)
(ホテルです。行きましょう、近くにありましたよね)
(ちょ、どうしたの?いきなり…)
(先輩がこんなことするから…我慢できなくなっちゃったじゃないですか)
(…あ…)
(今度は俺から言います。抱かせてください。)
ひそひそ声でしたが、彼の飾りのないまっすぐな言葉は、あたしには凄く心地よく響きました。
D君のパンツの中の状態も気になりましたし、なによりこの乱痴気騒ぎの中に長々いる気もありませんでした。
D君だって、似たような気持ちだったと思います。
辞める気持ちが固まっている以上、無理してまで付き合う必要は全然ないんですから。
あたしたちは部長に会釈をして、飲み屋を離れました。
すでに射精しているD君は気が気ではなかったでしょうが、部長は何か察するものがあったのか、ニヤリとうなづいて無言で顎をしゃくりました。
イケイケの典型のような人ですが、気遣いはさすがに部長になるだけのことはあります。
飲み屋の外に出て、あたしたちはふうっと息をつきました。
開放感が半端じゃありません。
「部長、退職相談も割と親身だったんじゃない?」
「引き留められはしましたけどね。でも俺、ノリにはついていけませんけど、あの人自身は好きですよ」
「あ、やっぱりノリは合わなかったんだね」
「もう、隠しても仕方ないですから」
D君は気持ちのいい笑顔を浮かべていました。
会社で会えなくなるのは残念でしたが、その顔をみているとこれでよかったんだという気持ちが改めて沸き上がってきます。
それだけに、これからすることも、彼への餞別のような気がしました。
「じゃ…行こうか」
「はい」
あたしたちは、ホテルの方に脚を向けて歩き出しました。
最初は少し距離があったんですが、歩いていくうちにお互い近づいていて、やがてどちらからともなしに手をつないでいました。
そのまましばらく歩いてから、あたしたちは顔を見合わせました。
くすっと、なんだか自分には似つかわしくない、はにかんだような笑いがでました。
なんだろう。こんなこと、初恋の時以来みたいな気がするな。
そんなことを思っていました。
ホテルに入ると、早速彼の下半身を脱いでもらいました。
自分がしたことですから当たり前なんですが、彼のパンツは見るも無残な状態になっていました。
多少乾き始めてはいたものの、精液まみれでベットリしています。
それどころか、パンツに収まり切れずに、精子が太ももにまでべっとりこびりついていました。
「ご、ごめん…こんなになるなんて…」
「いいですよ。射精したのは俺ですし」
吹っ切れたせいでしょうか。それとも、営業成績達成で自信がついたんでしょうか。
なんだか、D君はすごく頼りがいを感じさせました。
彼は抱かせてくれと言っていましたが、むしろあたしの方が、抱いてくださいって言いたい気分になってきたくらいです。
あのかわいい後輩が、こんなに成長したんだな。セックスを目前にして、あたしは心がすごく温かくなりました。
ただ、その一方でパンツの中から漂ってくるむせかえるようなにおいに、あたしは我慢ができませんでした。
しばらくの間、ずっと好感をいだいてきた、後輩の精子。
それが、いっぱい目の前にあるんです。
「お掃除してあげるっていったよね…今、してあげる」
「せ、先輩…」
あたしは彼の足元にひざまずき、まずは太ももに流れ出している分に舌を伸ばしました。
べろりと舐めとった途端、ものすごいにおいが口の中いっぱいに広がりましたが、それはあたしにとって心地よいものでしかありませんでした。
「せ、先輩、…なんなんですか、これ…」
「何が?」
「脚舐められただけなのに…無茶苦茶気持ちいいです…」
「それは、経験のたまものよ。でも、もっと気持ちよくなるよ?」
おおかた太ももの精液を舐め撮ったあと、厳かにパンツを下におろしました。
べっとりと生々しい精液にまみれたおち●ちんが、姿を現します。
あたしはそれに、直接口を伸ばしました。
少しずつ口に含んでいきながら、とろろを吸い取るかのように、精液を吸い上げます。
太ももとは量が違いましたから、匂いの強さも段違いでした。
頭がくらくらしそうになりましたが、それでもあたしは吸い上げるのを辞めませんでした。
「あ!…せ、先輩っ…!」
みるみる硬くなっていく、D君のおち●ちん。
口の中で膨らんだそれは喉にまで届いてえづきそうになりましたが、あたしにとってはそんなことはどうでもいいことでした。
それよりも、D君の精子、おいしい。
もっと、出してほしい。
あたしのいろんなところに。
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「お風呂、ホントに先に入らなくていいの?気持ち悪くない?」
「いえ、それより…先輩を、少しでも早く抱きたいです」
ベッドに横たわったあたしにのしかかりながら、D君はきっぱりとそう言いました。
「…かっこいいな、今のD君」
「そ、そうですか?」
「うん」
それは心からの本音でした。見上げたD君の身体が、思った以上に大きく、たくましく思えました。
今さらだけど、その時思ったんです。あたし、D君のことが、自分で自覚してた以上に、すごく…こんなに好きだったんだって。
「先輩にそう言ってもらえると、なんか…嬉しいです」
「でしょ?だからさ…自信もって、入ってきて」
「はい…」
入り口に添えられた、D君のいっぱいに膨らんだおち●ちんが、少しずつ、あたしの粘膜を押し広げながら、中に向かって進んできました。
「あ…あ…あ、熱っつい…」
「んくっ…せ、先輩の中も…」
こんなにおち●ちんが熱く感じたのは、はじめてだったかもしれない。
あたしの気持ちが高ぶっていたせいもあると思いますが、これまでの彼氏とは中に入ってくる感じが全然違いました。
なんていうか、質量が違うっていう感じ。単に膣だけじゃなくて、お腹の中いっぱいが全部、おち●ちんで満たされていく感じ。
そのおち●ちんが、少しずつ、遠慮がちにでしたが動き始めたとき、あたしは当たり前のように声を上げていました。
「ああっ…!D君…いいよ…おち●ちん、すごくいいよぉ…」
「ほ、ホントにですか?」
「こんな時に、嘘、い、言うわけないじゃない…んっ!」
ものすごい圧迫感。
彼が腰を振るたびに、お腹全体が、突き上げられるかのようでした。
のけぞりそうになります。
無意識に、あたしは彼の腰に両手足、全部を絡め、抱き着いていました。
少しでも、放したくなかったんです。
「先輩っ…こ、腰が…止まりません…っ」
「それで…いいじゃない。思う存分振って?…あたしの中、D君のおち●ちんで…いくらでもぐちゃぐちゃにしてぇ…!」
「せ、先輩っ…」
タガが外れたかのように、彼の腰の動きが激しくなりました。
テクニックも何もありません。
でも、そんなことは問題じゃありませんでした。
身体ごと貫くかのような荒々しいおち●ちんの動きは、中途半端なテクなんかよりもはるかに気持ちよかったから。
どこかが壊れてしまったかのように、自分が濡れているのがわかりました。
ガクガク揺さぶられながら、あたしは子宮まで犯されているような感覚に満たされていました。
「せ、先輩…先輩っ!」
「あ…あっ!」
急に、D君が大きな声を上げると同時に、おち●ちんがそれまで以上に深く、あたしの中に突き刺さりました。
お腹の奥で、生ぬるいものが噴き出すのがわかりました。
「あ…あ…出てるぅ…D君の精子…奥で出てるね…」
「す、すいません…」
「いいよ、それより…まだしたいよね」
「え、ええ…」
さっき足で刺激してあげた時と違って、今度は全然D君のおち●ちんは柔らかくなっていません。
射精の動きが止まったあとも、相変わらずあたしの中をみっしりと埋め尽くしています。
「いいよ、そのまま突いて…」
「ホントにですか…」
「うん、敏感になってるから…声、凄く出ちゃうと思うけど」
「か、構いません。むしろ…その声、聞きたいです…」
じゅぶっ!精子が中に溜まっているせいでしょう。
彼が腰を動かし始めると、心なし粘り気のある音がはっきりと聞こえました。
「きゃ…あんんっ!」
「い、いいですっ、その声…」
「そ、そう…?あっ、きゃっ…あんっ…!だ、ダメぇ…これ…」
「先輩…見てるだけで…たまんないです…!」
「あ、あっ…そ、そんな強く…ああああっ!」
じゅぶっ…じゅぶっ…
二人の興奮した声と、膣内でかき回されるあたしたちの体液の音だけが、室内に響いていました。
「せ、先輩、また…また出ます…!」
「いいよ、いくらでも出していいからっ…あたしも、イくよ、もう…!」
「せ、先輩…」
「こ、今度は…一緒に、イこっ…!」
「は、はい…!」
ドクン、と再びお腹の奥深くで噴き出す、彼の精液。
その心地よい暖かさを感じながら、あたしは彼に強く抱き着いて絶叫しました。
「あ、あ…い、イくぅぅぅぅぅぅ…!」
あたしに突き刺さったままのおち●ちんが、これでもかというくらいにピクピクしてるのがわかります。それでも、D君の欲求を表しているかのように、それは全然硬さを失っていませんでした。
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D君が退職していったのは、年が明けてから間もなくでした。部長がそれとなく手を回してくれたせいか、引継ぎにも手間取ることはありませんでした。
最終日、みんなの前で挨拶する彼を、あたしは名残惜しい、けれどどこか誇らしい気持ちで見つめました。この会社で誰よりも一緒に過ごした自負はありましたから、思い入れもひとしおだったんです。
彼が最後に頭を下げて、拍手が起こったとき、あたしはまるで自分までが拍手されているような気持ちにさえなったんです。
それから彼とは会っていません。
連絡したいのは山々なんですが、彼も入社直後で忙しいだろうし。新天地で頑張ってほしいって気持ちが強くて、あたしが連絡するのもなんだか気が引けて。
何となくですが、彼とはもう会うことはないような気がしています。
好きすぎるとかえってダメになるって、こういうことなのかもしれないですね。
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