何しろ、味もそっけもないビジネスホテルだ。
女の子を連れ込んでいいのかさえ怪しかったし、彼女みたいな華やかな女の子が気に入ってくれるかもはなはだ疑問だった。
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けれど、その問題はしごくあっさりとクリアされた。
デリヘルでの利用も多いのか、ホテルのフロント氏は表情さえ変えずに俺と彼女を通してくれたし、Y崎さんはY崎さんで慣れたもので、片手にしっかりと缶ビールとおつまみの入ったコンビニの袋を抱えていた。
ちなみに、おつまみは定番のイカ系数種。
外見の印象からするとその親父臭いラインアップはまったく似合わなかったけれど、その不釣り合いさが俺のような庶民にはかえって親しみやすかった。
さっきまで以上に人間臭い感じがして、俺は内心嬉しかった。
ただ、それ以上に緊張していたから、その嬉しさをかみしめるような余裕はなかったけれど。
ポーン、と古めかしい音を立てて、エレベーターがやってきた。
中に入っても、音と同じく、相当にくたびれている。
照明が切れかけているのか時々点滅していた。
その安っぽさを背景に、コンビニの袋を下げて、綺麗なスチュワーデスが立っている光景はなんともシュールだった。
「あの、本当にこのホテルでいいんですか?なんだったら、他のホテル取りますよ?」
「いいですよ、こういう所の方がしっくりきますから。そんなに特別扱いしてもらうような女じゃないですよ?」
「そうですか…?」
緊張はしていたが、それは経験のなさからではない。
俺だって、それなりに経験はしてきた。それなりに長く付き合った子もいるし、羽目をはずしたこともある。
だから、女慣れしていないわけじゃない。
ただ、憧れてきた期間が長かっただけに、Y崎さんに必要以上に理想を投影してしまっていたのは確かだった。
「…がっかりしたんじゃないですか?」
「え?」
「いきなりエッチのお誘いをしちゃうような女で。イメージ、狂っちゃったりしてません?」
「い、いえ」
否定はしたが、がっかりはともかく、イメージが狂ったというのは図星だった。
もっとも、わざわざ指摘してくるくらいだ。そんなことは彼女にはお見通しだっただろうけれど。
「…でも、わたしだって、おつまみもつまみたくなるし、エッチだってしたくなるんですよ」
「そりゃ…まあ、そうですよね」
「…しばらくずっと、男運もなかったから。だから、誘われて嬉しかったんですよ」
「え、Y崎さんでそれはないでしょう…」
「そうでもないですよ。誘われたのだって、CAになってからはじめてでしたし。だからメモくれたとき、来たあって思いましたもん」
そういって、彼女は振り返ってニッコリと微笑みかけた。
点滅するエレベーターの明かりの中で、身体の動きにあわせて彼女の巨乳がたゆん…と一回揺れた。
もう、俺はそのゆらめきから目をそらすことはなかった。
「やっぱり胸、気になるんですね」
「ばれてましたか。でもこうなったら、ごまかしても仕方ないでしょう?」
「…ですね。でも、それがご縁のきっかけだっていうなら…わたしは、悪い気はしないですよ」
ポーン、と再び古めかしい音がなり、俺の部屋のフロアへの到着を告げた。
「はむう…んむ…」
じゅるっ…ぴちゃっ…部屋に、Y崎さんの唾液の音が響く。
格安ビジネスホテルの例に漏れない、狭苦しい部屋。
そこで、スチュワーデスが俺のち●こをしゃぶっているという事実に、俺はやはり動揺しながらも、興奮していた。
しかも、胸も使いながらだ。
部屋に入ったら、あとはあっという間だった。
てっきりビールを飲んでからにするのかと思っていると、彼女はさっさと缶を備え付けの冷蔵庫にしまったのだ。
「したあとの一杯がおいしいんですよ。だから、後に取っておくの」
そう言いながら、彼女は身体を俺に密着させてきた。
胸が、今度は俺の身体に押しつぶされて歪む。ものすごいボリューム感だった。
「胸、どうですか?」
「すごいですね…実際に触れると…」
手で揉んでいるわけでもなかったけれど、密着しただけで俺は十分に満足してしまった。
けれど、彼女はそれだけでは済ませなかった。
Y崎さんが俺をベッドに押し倒し、下半身を脱がせるまではあっという間だった。
酒が入っているというのに、俺のち●こは意気揚々と天井を向いて硬くなっていた。
「…たくましそうなち●こ…」
「すごいこと言いますね」
「言ったでしょ…わたし、エッチなんですよ」
そう言いながら、Y崎さんはブラウスのボタンをはずし、脱ぎ捨てた。
続けて、キャミソールもブラジャーも。
眼前にあの巨乳が、今度こそ直にさらされた。
乳輪の真ん中で、乳首がすっかり起き上がっている。
それをたゆん、とゆらしながら、改めて彼女は俺の上にのしかかってきた。
「久しぶりだな…このむわっとする感じ…」
感慨深げにつぶやきながら、彼女はちろり、と舌の先端で俺の尿道の入口を舐めた。
そのまま、つーっと裏筋をなぞっていく。
根元まで一度到達したところで、今度こそ亀頭を咥えた。
竿を彼女の巨乳で挟みこみながら。
「おっ…おっ…」
「気持ちいいですか?大好きな胸、どうですか?」
「…ヤバいです」
実際に、それ以外表現のしようがなかった。
マシュマロのような両胸が、ものすごい圧力で俺の竿を押さえつけてくる。
その間にも、敏感な亀頭が舐めあげられていくのだ。
パイズリされるのははじめてではなかったけれど、ここまで気持ちいいのは間違いなくはじめてだった。
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「やっぱり、反応いいなあ…なんだったら、一度出しちゃいます…?」
「す、すいません、このままだと…そうなりそうです」
「二回目、できます?ここまできたら、わたしも挿れてもらえないとちょっとつらいんですけど…」
「普段通りなら大丈夫です…それに相手がY崎さんですからね…っ」
「よかったあ…じゃあ、遠慮なく、いきますよ…」
むにゅり。柔らかいながら、胸の谷間の圧力が格段に強まった。
舌の動きも、さっきまでとは明らかに違う。
二回目ができると言ったのが、彼女にとっては安心材料になったんだろう。もう遠慮がまったくない。
「グ…くあぁぁ…」
俺は声を出すことは少ないのだけれど、これには耐えられなかった。
続けて、精液がぶしゃっと噴き出す。ちょうど彼女が口を離していたタイミングだったため、彼女の顔や乳房に盛大に飛び散った。
黄ばんだ精液がべっとりと、大きな胸の上でプルプルと揺れている。
ここしばらく、自分でもみたことがないくらいの粘度だった。
しばらく胸に乗っかっていたが、やがて形を崩し、滑り落ち、乳首を汚した。
それを彼女の指が掬い取って舐めとる。
乳房に残った精液の痕跡が、うっすら光っていた。
「こういうの、嫌いじゃないですよね?」
「よくわかりますね…」
「巨乳好きの男の人は、はじめてじゃないですから」
胸にも顔にも精液のしぶきを浴びたまま、彼女は再び笑った。
笑い自体は清楚だったけれど、髪にも精子のしずくが光っている状態だ。
むしろ表情自体が清楚なだけに、よけいにいやらしい印象だった。
入れてほしいと自分から言うだけあって、下着を脱いだ彼女の濡れ具合はものすごかった。
そもそも下着をおろした時点で、つうっと光るものが見えたくらいだ。
そんな具合だったから、挿入する時にも、特に気張るまでもなかった。
軽く押しつけるだけのつもりが、勢い余ってつるりと割れ目に入ってしまったくらいなのだから。
ただ、それでも一端中に入ってみると、膣内の締め付けはかなりのものだった。
「…くっ…かなりキツいですね…」
「毎日ぃ…散々歩いてますから…」
「そうですよね…」
立ち仕事だ。細かい事情は知らないけれど、鍛え方は相当なものなのだろう。
ねっとりと濡れた肉厚な膣は、複雑な動きで一斉に俺のち●こを刺激しにかかった。
もっとも、刺激されていたのはお互い様で、彼女は入れて早々、甲高い声を上げ始めた。
「ああんっ、…や、やっぱりいい…ナマち●こ、好きいっ…」
ちなみに、ナマというのは、彼女の方からのリクエストだ。
さすがにそれはどうかと思ったのだけれど、押し切られた。
もっとも、俺だってナマの方が気持ちがいいのは事実なのだけれど。
実際、直接粘膜をこすり合わせる快感は、堪えられなかった。
圧力や熱が直に伝わってくるのはもちろんだったが、濡れた粘液が抜き差しするたびにびちゃびちゃとしぶきを上げる感覚が、たまらない。
「あん、ああんん…ち●こ、気持ちいいっ…お腹の中、すごいっ…」
彼女は首を左右に振りながら、悶え続ける。
その様子は、口の悪い奴なら恥知らずと言いすてそうなくらいの乱れ振りだった。
俺だって、腰を振りながらもすっかり圧倒されていた。
でも、動揺は少しずつ収まってきていた。
彼女のいやらしさに、慣れてきていたのだ。
こういう人なんだ、そう思ってしまえば、むしろその乱れ方は愛らしくさえ思えた。
「ひんっ…あああっ…あはああんっ!く、狂っちゃうっ!わたし、お、おかしくなりそうっ!」
いちいち股間を眺める余裕はなかったけれど、その言葉通り、冗談のように愛液が迸っているのはわかる。
腰を引くごとに、玉袋にまでびしゃっと音を立てて、液体が飛び散る感触があったからだ。
俺は、もっと反応を見たくなって、手を彼女の胸に伸ばした。
手でつかみきれないほどの巨乳。ほどよい弾力がありながら、ぷにぷにした感触のおっぱいを、俺は思うがままに揉みしだいた。
指を動かすごとに、彼女の柔らかい胸が、くにゅくにゅと形を変えていく。
かるく乳首に触れると、硬くなったそれがぷるんと揺れた。
鳥肌のような乳輪のざらついた感触が、いつまでも指先に残った。
「あひああぁぁぁっ!?む、胸もおっ…いいっ…!あ、ああっ、…いきそうっ…イっちゃいそうっ…」
タイミングまでピッタリだった。俺も、もう精液が今にも噴き出しそうだ。
だから、俺は限界まで腰の動きを速めた。
「あ、早いぃ…激し過ぎぃ!あ、あ、あああああアアアアア…!」
長く、切ない声。
それが途切れた時、俺の先端は、思い切り彼女の奥深くに、大量の精子を解き放っていた。
それをさらに絞り出すように、彼女の膣肉がぐっと締まる。
一回噴き出すごとに、じわりじわりと、深い快感が、ち●こ全体に染み渡っていった。
「はあ、はあ…す、凄かったあ…」
「ま、満足しました…?」
「だ、大満足です…しばらくしてなかったの、全部帳消しなくらい…」
あまりに盛り上がり過ぎたせいだろう。
疲れがどっとでて、身体を離してからも、俺たちは二人してぐったり脱力していた。
見れば、彼女の膣口からは、今しがた俺が中出しした精液が、つーっ…と一筋、流れ出していた。
「ごめんなさい、ベッド、かなり汚しちゃった…今日、こんな寝床で寝られますか?」
「気にしませんよ…疲れてますから、横になったらすぐバタンですよ」
「よかった。…ねえ、そういえば、話変わりますけど」
「ん?」
みれば、彼女はすこし期待するようなまなざしを俺に向けていた。
「さっきおっしゃってた、転籍の話なんですけど」
「ああ、子会社の?」
「それ、受けるんですか?軽々には決められない話だとは思うんですけど」
「どうしますかね。でも…魅力的なのは確かですね、俺には」
「もし受けるんだったら…わたしとしては、嬉しいな」
「はい?なんでですか?」
「だって、…この町だったら…東京よりもお会いしやすいですから。それに…わたしも、そんなに長く勤める気もないし」
「へ…?」
「わたしだって…エッチは好きですけど、だからって好意も持てない人とこんなこと、しないですよ」
…たった一日で、こんなに人に好意を向けられたことなんていつくらいぶりだろうか。
それを思うだけで、俺はすっかり舞い上がる気分だった。
さっきまでの快感とはまた別に、頭がクラクラとした。
あまりの待遇差の大きさに逡巡はしたけれど、決心を固めるまでにかかったのはせいぜい1月程度だった。
次長の言っていた通り転籍願いは拍子抜けするほどあっさりと受理され、俺は住まいを西日本にうつすことになった。
事情を知らない両親にしてみればなにやってんだという気分だっただろうが、文句は言わなかった。
むしろ、これまで数年間、口を開けば愚痴ばかりを言っていたから、ある意味ではホッとしたのかもしれない。
引っ越してからは、Y崎さんと会う機会は段違いに増えた。
彼女はまだCAを続けているから会える日は限られているけれど、それでも不満を覚えない程度にはセックスしている。
彼女も、満足してくれているようで、関係は至って良好だ。
仕事も、本社にいたころとは段違いにやりがいが出てきた。
正直、あまりにうまくいきすぎて、自分でもまだ実感がわかない。
夢なんじゃないかという気さえするし、今にもそれが覚めてしまうんじゃないかという恐怖感さえ覚えることもある。
けれど、物事が転がり始めるというのは、こういうものなのかもしれない。
なんというか、どこに幸せへのきっかけが転がっているかなんて、本当にわからないものだとつくづく思う。
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カテゴリ:エロ体験談その他(男性視点)