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【晴れ着セックス体験談】成人式でお嬢様の彼女と盛大にやらかした失敗談を語ります(前編)

去年のこの時期、僕はめでたく成人式を迎えた。
成人式というと、最近はド派手な晴れ着で大騒ぎする連中の話題ばかりが目立つ。
この辺でもそれは変わらないのだけれど、僕はヤンキーたちとは付き合いがほとんどなく、彼らにしても僕のことなんて眼中に入ってなかったし、関係がない。
おおかたの予想通りというか、彼らの何人かは警察のお世話になったようだけれど、それも僕にとっては遠くの喧騒のようなものにすぎなかった。

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ただ、だからと言って何もなかったわけではない。それどころか、僕は成人式の日、ある大失敗をやらかしてしまった。
やったこと自体は大学生の彼女とセックスをしたというだけなんだけれど、その後が悪かったのだ。

今日は、成人式の記念に恋人と熱烈なセックスを決めようと考えている新成人たちに向けて、僕の失敗を語ってみたいと思う。
そういう情報を探している人がこの文章を目にするかどうかははなはだ疑問ではあるけれど。

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高校を出た後、僕は地元の大学に進学した。
上京することも考えたのだけれど、それ以上に地元に愛着があったのだ。
同じように考える同級生も割といたようで、大学進学後も人間関係が途切れることはなかった。

僕の彼女も、関係が途絶えなかった一人だ。
むしろ、僕が上京しなかった最大の理由が彼女と言っていい。名前は朋美という。
付き合い始めたのは高校時代で、かれこれ2年半ほど続いている。
僕にとってははじめての相手だった。

彼女から告白されて付き合いはじめたのだけれど、最初は嬉しさ半分、不安半分だった。恋愛がらみのトラブルの話なんて、学校で過ごしているだけでもいくらでも耳に入ってくる。そういうろくでもない話ばかりを聞いていただけに、僕は恋愛についてかなりの偏見を持っていた。
たしかに有頂天にはなったけれど、これからどういうことになるのだろうという心配が頭の片隅から消えなかったのだ。

ただ、付き合って数ヶ月もすると、そうした不安はほとんど消えてしまった。
朋美は性格といい話の内容といい、僕との相性がよすぎるぐらいによかった。
その上、顔もスタイルも好みだった。偏った知識に毒されていた僕でさえ、文句のつけようがなかったのだ。
こんな女の子、本当にいるんだと思った。

当然の流れとして僕はすっかり朋美に夢中になり、他の女の子のことは目に入らないほどになった。結婚まではまだ考えなかったけれど、それでもあまりに好きすぎて、絶対に別れたくないと思った。
もっとも、そうなると不安要素はないでもなかった。朋美は、この近所でも少しは知られた金持ちの家の生まれだ。
箱入りのお嬢様なのだ。
天真爛漫で明るいのであまり深窓の令嬢という雰囲気ではなかったけれど、育ちのよさはひしひしと感じられた。
いかに大事に育てられたかがわかる。

そうなると、彼女の親の反応は当然気になる。
多くの恋人の例に漏れず、朋美も僕との付き合いを親には隠しているようだった。
付き合い始めて以来デートは何度もしたけれど、彼女の家には一度も招待されたことがなかったし、携帯はともかく家の電話番号も知らない。
単に親に言いたくないだけとも取れるけれど、なにせ箱入り娘の交際相手だ。仮に知られたら、よく思われない可能性の方が遥かに高いだろう。
彼女との交際をずっと続けていきたい僕にとっては、それは唯一の心配事だった。
けれど、こればっかりは彼女に相談するわけにもいかなかった。親のことを一切話に出さないので、こちらとしても聞きづらい。
仕方なく、僕は彼女の親のことはあまり考えないようにして、毎日の付き合いを楽しむことにしていたのだ。

そのうち、初体験も済ませた。
朋美も初めてでお互い勝手がわからず四苦八苦したけれど、苦労して最後まで入ったときの満足感は半端なものではなかった。彼女が痛みに涙ぐみながらもピースサインを返してくれた時の笑顔は今でも忘れられない。
その日を境に、僕のほれ込みようはますます激しくなっていった。
それで、結局大学まで同じ学校に進むことになった。
もちろん自分の進路だから、遠距離恋愛も考えた。けれど、そこまでするほどやりたいことは、いくら考えても僕にはなかった。
それなら無理に下宿して金を食うよりも、地元に残った方がいい。
彼女は地元から離れるつもりはないようだったし、僕にとってはデメリットが見当たらなかったのだ。

進学してからは、朋美との交際はますます熱を帯びていった。
授業自体は忙しかったけれど、行動の自由度がそれまでとは段違いだし、取っている授業までが似通っていたから予定も合わせやすい。
僕らはいろんなところに遊びに行き、そしてそのたびにセックスをした。
彼女の変化に気が付いたのは、その頃のことだった。
最初は服を脱ぐのも恥ずかしがっていたのに、そういう様子がだんだん見られなくなってきた。
それどころか、彼女は自分からセックスを求めてくるようになってきた。回数を重ねれば重ねるほど、その傾向は増していった。身体が開発されたせいだろうか。彼女はすっかりセックス好きになっていたのだ。

ただ、僕としても彼女を抱きたくて仕方がないのは同じだったから、それは好ましい変化だった。
結果的に、僕たちはそれこそ顔を合わすごとに、まるで食事でもするかのようにセックスするようになった。そのたびにお嬢様風の彼女が全身を震わせながら乱れる様子は、僕にとっては最大のごちそうだった。
ただ、同時に僕の唯一の不安要素も、その存在感を増していった。
朋美をこんな風にしてしまった僕を、彼女の親がどう思うか。それを考えると暗い気分になったが、いまさら止められなかった。

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そんな日々を送るうちに、いつの間にか成人式直前になっていた。
僕個人は特に成人ということに思い入れはなかったが、他に用事があるわけでもないし、人生のひとつの記念日なのは確かだ。
さほど悩むこともなく出席を決めていた。

当日、僕は普通のスーツスタイルで、会場に出向いた。
到着して改めて周りを見てみると、まるで何かのお祭りのようだった。派手な集団が、歓声をあちこちで上げている。
感情移入はできなかったけれど、その盛り上がりをすこしうらやましくも思い、僕はすこしだけ物足りなさを感じた。

やっぱり誘った方がよかっただろうか。
朋美のことだ。彼女も成人式には出席すると言ってはいたけれど、今日は一緒には来なかった。女の子はこういうお祝い事の時には着付けなどで大変だと聞いていたから、敢えて待合せたりしなかったのだ。
ただ、最近はいつも一緒にいたから、いざ一人でこういう場にいると、何かが足りない感じがしてならない。
とはいえ、気分はすぐに切り替えた。今日はデートというわけじゃない。式典なのだから、粛々と済ませればいい。
そう思って、僕はひとりで会場の中に向かった。

式典そのものは、つつがなく終わった。
終了後、何人かの友人と出会ったけれど、立ち話をした程度だった。彼らとはたまにではあるものの飲んだりはしていたから、さほど懐かしいわけでもない。
そろそろ帰ろうかと思いはじめたときのことだ。
僕は後ろからポンと肩を叩かれた。

「スーツ姿って、入学式の時以来だね」

晴れ着姿の朋美が立っていた。

「ああ…たまに着ると慣れないもんだなあ」
「着る機会ないもんね、わたしたち」
「就活になったら嫌でも着るんだろうけどな」
「うー、そんな嫌なこと言わないでよ…」

とはいえ、朋美は言葉とは裏腹に、大して嫌そうな顔はしていなかった。
真っ赤な振り袖を来て、晴れがましい笑顔を浮かべている。
浴衣くらいは見たことがあったけれど、正式な和装の彼女を見たのははじめてだった。

「朋美こそ、それ、慣れないだろ。着付け大変だったんじゃないの?」
「うん、時間かかったよ…早起きして。だから今、ちょっと眠い」
「そりゃあそうだろうな…」
「でも、どうかな。これ、似合ってる?」
「ああ、すごく似合ってる」
「わぁ、ありがと。きついの我慢した甲斐あったなぁ」

お世辞ではなく、和装の朋美には普段とは少し違った大人っぽいおしとやかさがあった。
晴れ着自体が、かなり高そうな代物だからなおさらだ。
僕は和服には疎いのだけれど、そんな門外漢でさえわかる高級感が漂っている。

ただ、そんな彼女に、なぜか僕はくらくらとした感覚を覚えた。
はじめてみた和装姿の朋美には、おしとやかさと同時にすごみさえ感じる色気が感じられたからだ。
身体の線さえ全く出ていないのに不思議だったが、彼女を見ているうちに僕は下半身に自然に力が入ってきた。
セックスが日常となった最近では、彼女と会うまえには大概こういう変化が起こるようになっていた。
ただ、デートと言うわけでもないただの立ち話でこんな風になったことはない。

「…ん?ちょっとぉ、もしかして…」

僕の変化を、朋美は恐ろしく敏感に察した。

「…ああ、まあ、綺麗だなあってさ」
「嘘。そんなのじゃないでしょ」
「かなわないな。まあ、そう」
「エッチだなあ…でも、和服好きとかじゃなかったよね?」
「そのはずなんだけどな」
「だよね」
「ああ、でも気にしないでくれよ。今日はそういう日じゃないしな」

別に恰好をつけたわけじゃなく、僕は本心からそう思っていた。だいたい、彼女の家庭を考えると、帰宅後に親と祝杯を上げるということも十分考えられる。
だから、興奮こそしていたが、実際に行動にうつす気は微塵もなかった。
なかったのだが。

「えぇ?エッチしないの?」
「…ちょっと待て、今日これからか?」
「そうだよ?せっかくの記念日じゃない」
「その格好でか?」
「…もちろん。これ、気に入ってくれたんでしょ?」

こともなげに彼女は言い放った。断る理由はなかった。

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