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【晴れ着セックス体験談】成人式でお嬢様の彼女と盛大にやらかした失敗談を語ります(後編)

行きつけのラブホテルのフロントのおばさんは表情こそ変えなかったが、目つきまではごまかせない。呆れていることだけはひしひしと伝わってきた。「今頃の若いカップルは…」とでも思ったのだろう。

晴れ着のまま入ってくれば、一目で成人式帰りと分かる。そして、それがわかれば、年配の人なら誰だってそう思うだろう。
商売だから言わないだけで、せめて着替えて来いよというのが本音だったと思う。

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けれど、僕らはもうすっかりその気になっていたから、そのありがたい心遣いに見て見ぬふりをした。
うきうきした気分でエレベーターに乗り、客室に向かった。

「こういう記念日にエッチするのって、ちょっと憧れてたんだよね」

僕の手を掴んで、朋美はそう言った。
僕だって、憧れてこそいなかったけれど、彼女にそう言われると何か今日は特別な気がして、より気分が盛り上がってくる。
もう何度も彼女とはしているというのに、スーツの下の股間は既にすっかり硬くなっていた。

まずは晴れ着を脱がさないといけない。けれど、僕にはどう脱がせたらいいのかさっぱりわからなかった。
どこから手を付けたらいいのかわからないと言った方が正確か。和服というものがどういう作りなのかさえ、僕は知らないのだ。
とはいえ、彼女の言うままに手伝えば、それは問題なかった。

「どうかな…ちょっと新鮮なんじゃない?」
「ああ…これは…」

露出だけを見れば洋服なんかとは比べ物にならないくらい少ないのだけど、色気の種類自体が全く別物だった。
帯を解き、ひもや何かのベルトっぽいものを外したりしていくうちに、前がはらりとはだけ、中に着ている長襦袢が見えた。
みれば、その中にも色々着こんでいるようだ。

「何枚あるの、これ」
「補正とかもしてるから。そこまでじゃないよ」

彼女を手伝っているうちに、少しずつ晴れ着ははだけていき、最後にようやく、一目で下着とわかるものが現れた。

「和服でもこんなの着るんだな」
「和服でもっていうか、和服専用だよ。わりとかわいいでしょ?」

個人的には、キャミソールを連想するような下着だった。
露出ははるかに少ないけれど、彼女の言う通り、これはこれでなかなか可愛らしい。

ただ、それはいいのだけれど、彼女は晴れ着をどんどんはだけてはいくものの、脱ぐ気配がない。
羽織ったままなのだ。
僕がこの晴れ着を気に入っているから、サービスのつもりだろうか。
そう思っていると、いきなり彼女ははだけた晴れ着のままでラブホテルのベッドにとびのり、横になってしまった。
着物が乱れ、たわんだ布地が思い切りベッドの上にばさりと広がった。
さすがにまずいだろうと思い、僕は声を掛けた。

「皺になるよ…それ、脱げば?」
「え?脱ぐの?このままでいいじゃない」

何を言っているんだといわんばかりの口調に、逆に僕が慌てた。
あの調子だと、このままセックスするつもりなんだろうが、そんなことをしたら皺どころでは済まない。
あの高そうな晴れ着だ。万が一補修なんてことになったら、どうなるかわからない。

「いや、脱ぐだろ…晴れ着、無茶苦茶になっちゃうぞ?」
「別にいいよ?一生一回の記念のエッチなんだから」
「…そう言われてもなあ。そんな度胸ないよ」
「あ、心配しなくていいよ。うち、和服はいっぱいあるし、これももうわたしに譲られたものだから」

そういう問題じゃないだろう。普段着じゃないんだから。
いくら彼女の家が金持ちとは言ったって…
ものすごく嫌な予感はしたのだけれど、一方で僕は彼女のあられもない姿をまじまじと見ずにはいられなかった。
広いベッドに広がった和服の上品な赤。生地の乱れで、表面にあしらわれた豪華絢爛な模様がところどころ見て取れる。
それに何重にも包まれるように寝そべった彼女の身体にまとわりつく下着。
さっき見た可愛らしい下着が寝転んだ拍子にめくれて、パンティが見えていた。
普段から可愛らしい下着が多い彼女にしては珍しい、ローライズのTバック。落差と刺激が強すぎた。

「…め、珍しいの、履いてるんだね」
「うん。着物には便利なんだよ。この方が」
「そ、そうなの…か」
「さ、心配しなくていいって。来てよ」

憧れていたというくらいだから、彼女もこういう特別な感じのセックスをしたかったのかもしれない。
いずれにせよ、僕はもう我慢ができなかった。嫌な予感が一旦僕の中から消えていく。強引に忘れた、と言った方が正確かもしれない。
僕はスーツを脱ぎ捨てると、そのままベッドに上がった。

「なんだか目つきが違うよ」
「そうかな…?」
「うふふ。でも、楽しみ。いっぱいしてね」

コンドームをつけて彼女の股の間で身構える。
彼女も、既に準備を整えていた。Tバックは枕元に投げ捨てられていたし、晴れ着は袖は通したままだけれど、裾はセックスしやすいようまくり上げられている。皺になっていることは必至だった。

「じゃ、いくよ」
「あ…」

挿入の瞬間、くちゅっ、と軽い音がした。こういう時ばかりは、朋美の変貌を思い知らされる。以前は濡らすだけでもかなりの時間が必要だったのに、今日は何もしていないのにこんなに…
けれど、そんな感慨も、身体を前に押し出すごとに消えていった。

「こうやってると、大人になったんだなあって気がするなあ…」
「前からしてたじゃんか」
「そうだけど…やっぱり、今日は特別だよ」
「そっか…」
「今日は頑張ろうね…っんくぅっ!」

最後まで中に入った。

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気持ちの問題だったのかもしれないけれど、彼女のその日の濡れ方はそれまでと比べても格段に激しかった。

「あ…いい…そこ…あっ!」
「…朋美、今日は…す、すごいな…」

まださほど動いてもいないのに、少し出し入れするだけで、彼女の湿った音はみるみるはっきりしたものになってきた。
ぬめりが普段以上に強く、僕は何度か加減しそこねた。
軽く突くつもりが、思った以上に奥に入ってしまう。
そのたびに、朋美は顔を歪めて声を上げた。

「きゃぅ…く…あっ!あっ…!」
「ごめん、入り過ぎた…」
「べ、別にい、いいよお…気持ち、あっ、いい、もん…あんっ…!」
「いつもより…朋美、やらしいな」
「あ、あっ!…あぅぅっ…だ、だって…だってぇ…」

こういう時、朋美は思い切り甘えた声を出す。
意識的に出しているのかはわからないけれど、その声が僕は好きだ。
聞くたびに、だんだん自分が性欲だけの塊になっていく気がする。
その日も、そうなった。別にそうしようと思ったわけじゃないけれど、僕の動きは少しずつ激しくなっていった。

「ひ…あ…あ…ああん!…あっ…!あっ!」

こういうと何だけれど、水にち●こを浸して直接かき回すとこんな感じなんだろうか。
彼女の体内から聞こえてくる音は、既にそんな感じになっていた。
身体の反応も、どんどん激しくなっていく。
一突きするごとに、身体が小刻みに、脈を打つかのように震えた。

耐え切れないのか、彼女は手で口元を抑えるような仕草をしていた。
恥じらうようなその仕草にはお嬢様特有のおしとやかな雰囲気が感じられたけれど、意味はまったくなかったと言っていい。
抑えたからといって、彼女の声が途切れることはなかったし、身体の震えは余計にその間隔を狭めていった。
むしろ、その格好のおかげで、腕を通したままの長い袖が余計に際立ち、僕の動きを速めたに過ぎなかった。

「あ!んっ!…す、すごいよお、当たる…気持ちいいところ、あいぃ…っ!」
「ここっ…?」
「あ、そこ…んぅぅっ!んあっ!はふうぅ…っ!わたし…わたしもう…!」

彼女の目が、徐々に虚ろになっていく。
こうなったら、もう彼女がイくのは間近だ。
僕ももうそろそろだった。竿全体がしびれてきて、制御が効かなくなる。
出るまで、あと少し。
僕はラストスパートのつもりで、思い切り腰を突き出した。

「あっ!…………………あ―――――――――――――っ!」

その時だった。突き方が急激過ぎたのか。
その一突きで、予想よりもはるかに早く彼女は絶頂の声を上げた。
僕の身体に絡みついていた彼女の両足が、背後から思い切り締め上げてきて、僕と彼女の股間が強く押し付けられた。
その、お互いの身体の間のわずかなスキマから、大量の液体が盛大に飛沫を上げた。

「あ…あ…」

噴水のように、彼女の股間からは体液が噴き出していた。僕の身体はもちろん、ベッドもぐしょぐしょになっていく。
それは、まくり上げていたとはいえ、晴れ着も例外じゃなかった。
セックスしている間の身体の動きでお尻の下敷きになるまで下がってきていた晴れ着が、大量に彼女の体液を吸いこんでいく。
まずいと心の片隅で思ったけれど、僕は動けなかった。
今だピクピクと震える彼女の膣内の感触に、すっかり意識を持っていかれていたのだ。
ずー…んと重い快感が竿全体を走り抜けたとき、僕は彼女に突っ込んだまま射精した。

ようやく起き上がったときには、もう遅かった。
皺だらけなのはもちろんとして、ぐっしょりと体液を吸収した晴れ着には大きくシミが広がっていた。
おしっこだったのかはわからなかったけれど、かすかに生臭いにおいもかぎ取れた。
それに、触ってみると単に濡れているだけではなく、なにやらべたべたして粘っこい。さっき噴き出した液体はさらさらした感じだったから、多分別のものだ。もしかしたら、セックスしている最中から、愛液がじわじわと流れ落ちていたのかもしれない。

「これ…まずいだろ」
「大丈夫だって。私のなんだから」

彼女はあっけらかんとしていた。心配ではあったけれど、そう言われると僕もなんとも言いようがない。
彼女の着付けを再び手伝い、僕たちはホテルを後にした。
すっかり夜になっていたのが幸いしてそれほど目をひくことはなかったけれど、それでもよく見れば汚れっぷりは一目瞭然だ。
色や模様がいいだけに、晴れ着の大きな濡れジミはかなり無残な様相だった。

その日はそのまま別れたのだけれど、僕の携帯には次の朝、猛烈ないきおいで電話がかかってきた。通知されたのは見慣れない番号だったが、なんとなく、取る前から僕は諦めていた。
ああ、なんかあったな、という感じだ。
「誰かと付き合っているだろうとは薄々気づいてはいたがね。今回は失望したよ。君にも、娘にもね」
予想通り朋美の父親と名乗った男は、電話の向こうであきれ果てたようにそう言った。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

今も僕は朋美と付き合っている。
ただ、その代わり、僕は大きなツケを払うことになった。
あの日、彼女の父親は、決して激高したりはしなかった。
ただ、簡潔に僕への用件を告げた。

―――譲ったとはいえ、あれはもともと我が家でずっと大事に保管してきたものだ。
あそこまで汚されたらどう対応するにしても相当の金額になるし、それ以上に思い入れを汚された気がする。娘の責任もあるから君だけを責めるわけにはいかないが、必要費用の半額は支払っていただきたい―――

まあ、そうなるよな、と思いながら僕はその話を聞いた。
朋美にしてみれば想定外だったろうが、甘やかされて育っただろう彼女には、親が激怒するという発想自体がなかったんだろう。僕だってあれだけ嫌な予感がしたにもかかわらず乗ってしまったのだから言い訳はできない。
淡々と話し終えた後、間を置いて彼女の父親は言った。

「もちろん、これはうちの家としての心情的な希望です。学生さんときいているしな。払えないというならそれはそれで結構です」
「はあ…」
「ただ、な」

彼女の父親の声が、一気にドスのきいた声になった。

「その程度の責任さえ取れない子供に、娘を一時でも預けておくわけにはいかん。今すぐ、少々強引にでも、別れてもらう」
「…」
「どちらがいいかな。判断は任せるよ。…君がどういう人間かという話なんだがね」

結局、僕は彼女の父親の言う通り、そのお金を支払うことにした。
あそこまで言う以上、支払いを断ったらどんな手を使ってでも別れさせにくるだろう。
別れるのは考えられなかった僕にとって、選択肢はなかった。
それに、まだ僕に判断を委ねてくれただけでもまだ幸運なうちだと思う。相手が冷静で、しかも口約束で済む内々の話だったのがせめてもの救いだ。
これがどこぞの和服店からのレンタル品を弁償なんて話だったらと思うとぞっとする。契約書には一切の恩情はないだろうから。

朋美もうまれてはじめて本気で怒鳴られたといっていた。母親には泣かれ、父親は顔色を変えていたというから、相当の剣幕だったのは間違いない。娘にですらそうだったのだから、僕に対しての心情がどんなだったかは想像するのも恐ろしい。

ただ、彼女の父親は約束は守ってくれて、支払いを続ける限りは何も言ってこなかった。僕の親に請求を回すような真似もしなかったし、朋美との付き合いにも口を挟まれたことはない。金持ち特有の性質なのかはわからないが、割り切った人なのだろう。
朋美の話だと少しずつ僕のことも悪く言わなくなってきたらしい。

もうすぐ支払いが終わる今だからいえることだが、ある意味ではいい機会だったかもしれないという気もしている。
考えてみれば、このままずっと朋美と付き合い続けたいというのなら、いつかは結婚するしないの話にぶち当たることになるのだ。
そうなったら、いずれにせよ彼女の親とは向き合わざるを得なかったのだから。
そういう意味では、丸くおさまったと言っていいだろう。

だが、その代償が今のバイト漬けの生活だ。請求された額は目が飛び出るほどで、僕は遊びやサークルはもちろん、進級に必要な最低限の授業以外は放棄せざるを得なかった。そこまでしても、実家暮らしじゃなかったら絶対に払えていなかっただろう。

付き合い続けるためとはいえ、貴重な学生生活のうち一年を丸々棒に振ったようなもので、それを考えると頭が痛くなるのも事実だ。
しかも、一歩間違えたら自分と朋美の個人的な信用までもが危うかったのだ。
晴れ着でセックスする授業料は、思った以上に高いぞ。
僕が新成人に言いたいのは、それだけだ。

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