年明けの朝、あたしは意外にはやく目を覚ましました。
年末バタバタしてた上に、夕べはかなり遅くまで夫と飲んでいたので、意外でした。
もう少し寝坊しちゃうかと思ってたんだけどなあ。
現に、すぐ横では夫がまだすうすうと子供のように寝息を立てていました。
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起こしちゃ悪いな。
あたしはそっとベッドを降りるとそっとカーテンの隙間から外を見てみました。
外はもう日が昇っていましたが、外には誰も歩いていません。
普段だったら駅に急ぐ人が何人も駆けていく自宅前の道も静かなものでした。
良く晴れていて、いかにもお正月という雰囲気の朝です。
新年なんだなあ。
あたしは心の中で独り言ちました。
ネガティブなところもあるあたしですが、それでも年明けの雰囲気は何度味わっても新鮮でした。
今年こそ色々やってみようって気持ちが湧いてきます。
不思議ですよね。お正月だからって別に何が変わるっていうわけでもないのに、気分は全然違うんですから。
しばらくあたしは、物音ひとつしない中で、窓の外の景色を眺めていました。
ふと、喉がすごく乾いていることに気が付きました。
あたしはそっとドアを開けると、下の台所に飲み物を飲みに行ったんです。
家の中のわずかな距離とはいえ、それだけで眠気はすっかり飛んでしまいました。
寝室に戻ってみても、夫はあいかわらずスヤスヤと気持ちよさそうに寝入ったままです。
さて、これからどうしよう。
早く起きたからと言って、何かしないといけないようなことはありませんでした。
初詣は三が日のうちどこかでいくつもりでしたし、我が家はもともと寝正月なんです。
おせちはもう準備してあるから出すだけだし。
新聞も目を通す気にもなれませんでした。仕方がないことですけど、新聞ってどうしても暗いニュースが多くて、気が滅入るんですよね。
普段はいいんですが、お正月の朝からそんな気分になるのはもったいないと思ったんです。おめでたさが台無しだし。
あたしは、新年早々時間を持て余してしまいました。
ふと、夫の寝顔が目に入りました。
子供のようにと言いましたが、夫はかなりの童顔です。年齢もあたしより2歳下。
もともとは会社の後輩で、1年ちょっと前に結婚したばかりです。
あれから色々あったなあ。
先輩後輩関係だっただけに、結婚してからもちょっとだけ違和感があって、でも、その違和感も少しずつなくなっていって。
一大決心して無理してこの家建てたのはいいけど、あとで何度もローンの明細を見返してはそのたびに眩暈がして…。
でも家が完成したときは嬉しくて、あたしの方が子供みたいになっちゃったな。
はしゃいでるうちに変な気分になっちゃって、搬入もすんでない部屋の床の上でエッチしたりもしたな。
人に言えることも言えないこともひっくるめて、思い出が次々に浮かんできます。
今年も、今までみたいにこの人と仲良くやっていけたらいいなって、そう思っていた時、夫は「う、うーん…」と声を出しました。
あれ、もう目が覚めるのかな?そう思っていると、再び「う~ん…」と言いながら夫がもぞもぞと身体を動かしました。
あたしも夫も、寝相のいい方じゃありません。
だから毛布と布団は元からかなり乱れていたんですが、今の動きですっかりはだけてしまいました。
かろうじて胸やお腹にかぶさっているだけです。
あたしも寝てる時はこんな感じなのかなあ。
そんな風に思いながら夫のはだけた下半身に目をやると、パジャマの前がこんもりと盛り上がっていました。
朝勃ちしてる。
夫は、幼い顔だちからは信じられないくらいにあそこが大きくて、結婚前に付き合ってた頃もエッチの時かなり苦労しました。
最初のうちはかなりゆっくり動いて慣れていくしかなかったくらいです。今はもう、すっかり形がなじんでしまってますから、激しくされても気持ちいいばっかりですけど。
そんな夫のあそこでしたが、それにしてもその朝の朝勃ちは見事なものでした。
昨日いろいろ食べて栄養をとれたせいかもしれませんが、みるからにガチガチです。
その上、見るのははじめてではありませんが、今はじっと寝ているからなおさら目立ちます。
まっすぐ天井に向かって、ものすごい膨らみ方をしていました。
あれがあたしの中に入ってるのよね…よく入るもんだなあ、改めて見ると。
そんなことを考えているうちに、ふと、しばらくご無沙汰だったことに気づきました。
12月に入ってからは仕事も繁忙期でしたし、あわただし過ぎてエッチどころじゃなかったんです。
それに気づいたら、急にあたしはムラムラしてきました。
慌ててパジャマの中に手を突っ込んで股間に触れてみると、もうアソコの入口が心なしねっとりしてきています。
なんなんだろう、結婚する前は、こんなことなかったのに。
正月早々欲情している自分にあきれましたが、それで身体の火照りが収まるわけでもありません。
あたしは、ベッドに近づきました。
夫は眠りは浅くなっているようでしたが、それでもまだ起きてはいません。
ごめんね。でも、これくらいのいたずらはいいよね。
つん、と、盛り上がった先端を指ではじいてみます。
ほんの少しだけ揺れたものの、それだけです。見た目通り、ガチガチに硬くなっています。
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「う、うーーん…??」
夫の声に、微妙な変化が現れました。何の夢を見てるんだろう。もしかしてあたしとエッチしてる夢かな。
あたしは、夫のパジャマに手を伸ばしました。
すこしずつ、すこしずつ下ろしていきます。
盛り上がり方が凄すぎて、そこを静かに乗り越えさせるのが一苦労でした。
トランクスも太ももまでずり下げたところで、あたしは改めて夫の股間をみつめました。
相変わらずすごいたくましさです。あちこちにまるでボディービルダーが力こぶを作るときのような血管が浮かびあがらせて、裏筋を見せつけながら反り返っています。
いかにも膣の中で引っかかりそうな、横にも大きく張り出した亀頭の先端には、うっすらとお汁が湧いてきていました。
朝勃ちでもお汁、出るんだなあ。
朝エッチしたのははじめてではありませんが、起きてすぐそのまま…ということはありませんでしたから、あたしには新鮮な驚きでした。
亀頭に舌でつんつんとつついたところで、夫は目を覚ましました。
「ん…あ…おはよお…」
「おはよう…明けましておめでと」
「ああ、明けましておめでとう…何してるの…」
舌を一旦離して、新年のあいさつをしました。
目覚めはしたものの、まだぼんやりしているようで、あたしのいたずらへの反応も呑気なものでした。
もっとも、夫はエッチ関係にはかなりゆるい人ですから、意識がはっきりしてたとしても何も言わなかったでしょうけど。
「…ちょっと、したくなっちゃって」
「正月からやる気だなあ…」
「いいよね。あなたも溜まってるでしょ」
「まあね…でも、本当に、すっかり変わったなあ…」
「変えたのはあなたでしょ?あんなに求めてこられたら、変わっちゃうわよ」
「そうだな…じゃ、するか」
徐々に意識のはっきりしてきたらしい夫に見せつけるように、あたしはパジャマの下を脱ぎ捨てました。
夫が起きてしまった以上、そろそろと慎重にする必要はありません。
あたしは、パックリと丸ごと、夫のアソコを口に咥えました。
フェラで大きくしてあげる必要はもう全然なかったんですが、気分の問題です。
「ん…ぬ…」
新年最初の、あそこの味と匂いが、口の中一杯に広がります。
少しだけ苦い味と、生臭いけれどとろんとしてしまいそうな匂い。
前は加えるだけでも顎がどうかなりそうだったけれど、コツがわかってからはやりやすくなりました。
今でも口の中に一度入れると、しゃぶるので精一杯でそれ以外のことは何も気を回せませんけど。
あたしはおもいっきりアソコを吸い上げて、夫の味を楽しみました。
「うまくなったよな。前はえづいたりしてたのに」
「…」
喋る余裕は今でもありません。
夫だってそれはわかっています。あくまでもベッドトークも兼ねた軽口でした。
じわじわと夫のお汁とあたしの唾液がまじりあっていくうちに、あたしはますます濡れてきました。
射精はさせずに、口を離しました。
せっかくの新年最初のエッチなんです。
それなら、一番最初の精子は中に欲しいって思いました。
あたしはそのままベッドに昇ると、夫の上にまたがりました。
「ゴム、いいのか?」
「要らない。そろそろ子供も作らなきゃでしょ?」
「ああ、そう言ってたな、お前」
「あなただって、子供欲しいんでしょ?」
「ああ。できれば二人は欲しいな」
「それなら、遅らせても意味ないじゃない?」
「そうだな、今年は作るか。俺も仕事、頑張らなきゃな」
「無理しなくていいよ。でも…頑張ろうね、パパ」
あたしは、腰を下ろしました。今でも、挿入するときだけは衝撃が強すぎるので、ゆっくり、ゆっくりとです。
それでも、亀頭の先が割れ目に少しだけ入る時には、ズン、という重い感触がありました。それが、同心円を描くように、じわっと身体に広がりました。
今日はそれが特に強くて、あたしは先だけを入れられたまま、しばらく身体を止めました。
「…っくぅ…!やっぱり、あなたの、すごい…」
「毎度のことだけど、無理するなよ」
「ふふ…お互い同じこと言ってるね」
「ははは…そういえばそうだなあ…」
「なんか、おかしいね。ちょっと前まで、一緒にするのって仕事だけだったのに」
「そうだな。あの頃は怖かったんだよ、センパイ」
「その呼び方、もうやめてよ…なんか恥ずかしくなる」
「今でも会社ではそうじゃない」
「そうだけど…でも会社と家は違うよ」
ついすねた口調になってしまったあたしでしたが、伸ばされた夫の手でやさしく胸を撫でられて、かすかな不満は消えていきました。
「ん…」
「胸も感度いいよな。…あの頃はまさか胸、堂々と触れる仲になれるなんて考えてなかったよ」
「んぅ…そ、そんなこと、思ってたの…?」
「当然だろ」
「当然って…」
「こんな人みて、その気にならない方がおかしい…って!」
「あ!」
夫にしては珍しいことでした。
自分から腰をまっすぐ、上に突き上げたんです。
膣の入口にとどまっていた亀頭の先端が、ズブっと中にめり込んできました。
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