妻のパートをきっかけに夫婦のSEXが復活したと書いたが、多分ほとんどの方は意味がわからないのではないかと思う。
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簡単に事情を説明すると、パートの同僚の女性たちに妻は刺激されたのだ。
直接見たわけではないが、妻の職場では女同士の猥談が盛んだそうで、彼女たちは喜々として旦那とのSEXについて語るらしい。
そんな環境の中で仕事をするわけだから、妻も影響は当然受ける。
だんだん性への抵抗感が薄れてきたらしいのだ。
「みんなすごく気持ちよさそうに話すの。そんな話をずっと聞いてると、わたしもそういうの、していいのかなって思えてきちゃって」
妻はのちにそう語ったものだ。
もちろん元が元なので限界はあった。
だが、少なくともパートで同僚の話をさんざん聞かされて帰ってくる金曜日のうちは、その効果は絶大だった。
金曜日、パートから帰ってくると妻は以前が嘘のように求めてくるようになったのだ。
俺としては願ってもない話だった。
事情としてはそんなところなのだが、最初にいきなり妻が誘ってきたときはさすがに俺も驚いた。
それはパートを始めてから3週間ほどが経ったころだった。
遅く帰宅してみると、妻の様子がどうも落ち着かない。
なにかそわそわしている様子だ。
俺が晩飯を食べている間もそうだったが、いざ風呂でも入ろうかと思ったときに、妻がポツリと言った。
「ねえ…今夜、久しぶりに…どうかな」
夫の立場でこういうのもどうかとおもうが、俺はあやうく腰を抜かすかと思った。
だってそうだろう。
数年間、まったくご無沙汰なのだ。
しかも、それ以前に妻から迫ってきたことなんて、恋人だった時期にさかのぼっても一度たりともないのだ。
その時点では妻の職場の事情なんて聞いていなかったから、正直、何が起こったのかわからなかった。
ただ、それだけに俺は興奮した。
頬を赤く染めながら恥ずかしそうにSEXをねだる妻の姿は、これまでに見たことがなかった分、異常なほど淫らに見えたのだ。
俺は首を縦に振るや否や、彼女に抱き着いた。
性欲丸出しの行動だったが、それを彼女が喜色満面で受け入れたのも、これまた初めてのことだった。
もちろん、俺だってそこで始める気はなかった。
長年の付き合いなのだから、彼女の性格はもうわかっている。
こんなところですることを許すような相手ではない。
だから、せいぜい景気ツケくらいのつもりだった。
ベッドに行けば、いくらでも時間はあるのだから。
だが、意外なことに、キスをしながら背中を軽く撫で挙げた時、妻は明らかに興奮した吐息を吐いた。
何か様子が違う。
試しに、続けて背中からお尻にかけて、服の上から愛撫してみた。
彼女は身をよじらせたが、拒む気配はまったくない。
まさか。
俺は思い切って、身体をさっきまで以上に思い切り密着させてみた。
俺の膨れ上がった股間が、容赦なく彼女の身体に押し付けられる。
「…あなたも興奮してるんだね…すっごく大きくなってる…」
こんなことをいう女ではないはずの妻が、うっとりした口調でそう言ったとき、俺は確信した。
事情はまだわからない。
だが、何はともあれ、今日はこのままでもいける。
なにより、俺の方が理性が飛びそうだった。
俺は、そのまま彼女をぐいぐいと押していき、ソファに押し倒した。
スカートの中に手を忍ばせると、指先にぐっしょりと濡れた薄布の感触があった。
「今、あなたの気持ちがなんとなくわかる気がしてる」
「…ん?どういうこと?」
「…Hしたいって、こういう感じなのかなって」
やはり頬を赤くしたまま、妻はつぶやいた。
下着を脱がすと、彼女の股間は既にぐっしょりと愛液で濡れて、まるで俺が入ってくるのを待ちわびているかのようだった。
妻は俺が硬直した息子を入り口に押し付けても、もう何も言わなかった。
愛撫もしていないうちからこんなに濡れたのははじめてのことで、俺は興奮とともに驚きを禁じ得なかった。
「入れたい?」
「ああ、今日はもうたまらない。いいか?」
「…うん。来て」
俺は腰を押し出した。
何年振りかの膣粘膜のあたたかい感触が、いちどきに俺の肉棒を包み込んだ。
「ん、…あああっ…」
俺が入っていく感触がことのほかよかったようで、妻は眉間を歪めて声を上げた。
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「あなたのおち●ちん…」
「ん?なんだよ…珍しいこと言うな」
「う、うん…こんなに気持ちよかったっけって思って…」
「…おい」
「…え?」
「そんなこと言われたらな…」
妻の言葉にすっかり煽られた俺には、もう我慢の2文字はなかった。
文字通り猿のように、激しく腰を振り始めた。
告白すると、この時点で妻の気持ちよさについては頭から消えてしまっていた。
ただ、自分が射精することしか考えていなかった。
それくらいに、俺はすっかり頭がのぼせてしまったのだ。
「え、ちょ、ちょっとお!…はあああんんっ!き、きてるぅっ!」
だが、幸いなことに、同僚の言葉に刺激されていた妻には、そんな俺の激しさがかえってよかったようだ。
とまどいの声を上げはしたものの、すぐに俺の動きを受け入れた。
出し入れするたびに、みるみるぴちゃぴちゃという音が股間から漏れ始め、大きくなっていく。
「ひぁぁっ…お、奥が、奥がっ…き、気持ちいいぃっ!」
「ど、どうだっ…?」
「いいっ!そのまま、もっとわたしのおま●こ突いてっ!」
妻は潤んだ瞳を俺に向けながら、口を開けて欲求を叫び続ける。
自分の性感のことしか考えていないのは、俺も彼女も同じだったようだ。
だから、それは俺にとっては幸いなことだった。
俺は湧き出る性欲のままに、どんどん彼女の肉体の奥に、何度も何度も自分の硬くなったものをねじ込んだ。
(や、やばいっ…もう来てる…)
俺はことさら早漏というわけじゃない。
だが、この時だけはそういうわけにはいかなかった。
あまりにも興奮しすぎたのだろう。
それに久しぶりの彼女の膣粘膜は刺激が強すぎた。
あっという間に、俺の息子はいまにも子種を吐き出しそうなところまで追いつめられてしまったのだ。
「や、やばいっ…もう、出そうだ…」
「いいよっ…出して、たまってるの、いっぱい出してっ…!」
「くぅぅぅっ…くはっ!」
彼女のいやらしい言葉が決定打になった。
数年ぶりの膣内射精の誘惑に耐えられなかった。
股間がぐっと縮むような感覚が一瞬あった後、尿道を精液が駆け上る。
妻の膣に蹂躙されつくされた俺の肉棒は、彼女の体内に数年ぶりに特濃の精子を思う存分まき散らした。
その日は結局、風呂場でもやり、ベッドでもやった。
都合3回だ。
終わったときにはさすがに俺はぐったりしたけれど、それでも満足感がたまらなかった。
妻の股間から流れ出る自分の精液を眺めながら、俺は変な言い方だが、達成感に包まれていた。
金曜日のSEXの習慣が出来上がったのは、それ以来のことだ。
実際、土曜以降は妻はぴたりと求めてこなくなるのだ。
子供が家にいることも大きいだろう。
やはり、母親としての感覚が強くなるのだろう。
もちろん俺としても育児は大事だから、それは望ましいことだ。
だからこそ、金曜日には思い切り楽しもうという話になったのだ。
妻にとってもこのSEXのリズムは望ましかったのだろう、あっさりと話はまとまった。
金曜日、俺は午後になるとそわそわし始める。
もちろん、夜のことを思ってのことだ。
大事な仕事は終わらせてある。
金曜日に残業しなくて済むよう必死に仕事をした結果、能率まで上がったのだから皮肉なものだ。
本当は午後半休をもらいたいくらいだが、こらえている。
午後4時を回ると、俺の期待はますます高まってくる。
実をいうと、このあたりの時間になると、ふとしたことでも勃起してしまう。
座り仕事なので目立たないのが救いだ。
そんな調子だから、よくあるドリンク剤などを使ったりすることはない。
1週間お預けを食らうだけで、俺の勃起力は最大限にまで高まる。
午後6時。
終業と同時に、俺はタイムカードを押して会社を飛び出す。
ほとんど飲み会がない会社なので、金曜日に直帰してもさほど問題はない。
タクシーを使いたいくらいだが、ぐっと我慢してバスで帰る。
この道中が楽しいのだ。
これから妻とどういうことをしようか、それを思っただけで股間がたぎる。
玄関のドアを勢いよく開ける。
妻が待っている。
おそらくは彼女なりの性欲をたぎらせて。
まさかこんな形で結婚以来の悩みが解消するとは思っていなかったけれど、この習慣が続く限り、俺たちの仲は安泰だと思っている。
義父母と同僚の女性たちには、心底感謝しかない。
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