奈津美といいます。数年前に離婚して、実家で育児と家事手伝いをやってます。
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先日、婚活パーティで知り合った人と再婚が決まったんですが、ちょっとわけありで、親族や知り合いにはいえない裏事情があるんです。
ここでは、今までの顛末を、離婚当時までさかのぼってお話したいと思います。
離婚したのは、当時色んな面で関係がぎくしゃくしていて、とうとうキツくなったというのが理由でした。
私の方から言い出したのでどうなるかと身構えていたんですが、元旦那はびっくりするくらいあっさりと、私の申し出を受けました。
私としては納得してもらえるかが最大の問題だったので、拍子抜けしたものです。
多分、彼も薄々感じてはいたのかもしれませんね、ああ、こいつは合わないわ、って。
離婚の理由が理由だけに、計画性なんてあったもんじゃありませんでした。
別れたはいいものの、仕事のあてもまったく見つからなかった私は、早々に実家に戻ることになったんです。
幸い、うちの実家は比較的近かった上に、仲も悪くありませんでした。
何より、両親は私があきれてしまうくらいに息子をかわいがってくれていたんです。
将来どうなるのかはすごく気になりましたが、もともとキャリア志向が強いわけでもないし、資格も全く持っていない。
その上、子供も手が一番かかる時期だったのが大きかったです。
それなら、養育費も出してもらっている以上、今は育てることに集中しよう。
どうせ氷河期なんだし、仕事はおいおい探そう、と、そういう結論に至ったんです。
別に母性本能豊かというわけでもありませんけど、それでも子供はかわいかったし、できるだけ自分の手で育てたいと思いましたから。
そんなわけで、当時は再婚を考えるどころではありませんでした。
それ以前に、結婚への憧れ自体、持てなくなっていたんです。離婚の経緯が経緯ですからね…。
そうこうするうちにあっという間に時間がたって、長男も小学校に入学しました。
それで、以前ほどは手がかからなくなったんです。
長男なりに親の事情を汲んでくれたのか、聞き分けのいい子になってくれたんですよ。
私としては、このまま反抗期にならずに育ってくれればうれしいんですけど、それは望みすぎかな?
さて、そろそろ仕事を探そうか、それとも資格でも取ろうか。
そう思ったとき、魔が差しちゃったんです。
自分でもどうかと思うんですが、男性の身体がほしくなってきたんです。
きっかけは、親戚の結婚式でした。
うちは結構親戚が多く、しかもタイミング悪く、年頃の女の子が多かったんです。
それで、ちょうどその時期に結婚式が続いちゃったんですよ。
もちろん、彼女たちの結婚は素直にお祝いしましたよ。
でも、妬みっぽい感情がなかったかというと、嘘になります。
身近なだけにやっぱり、幸せそうな雰囲気って直接伝わってきちゃいますから。
どうしても、さびしい気分になってきたんです。心情的に。
それでも、最初は普通に寂しさや後悔だけでした。
なんであたしはうまくいかなかったんだろうっていう。
できるならやり直せたらいいなぁ、と夢想したりしていたんです。
とはいえ、結婚自体に対する嫌気もやっぱり根強くて、なんともアンバランスな気分でした。
それが、結婚式が続くうちに、そうした思いがだんだん変な方向にズレていったんです。
なんで私には一緒にHする男がいないんだろうって。
なんでそうなったのかは自分でも謎なんですけど、結婚への嫌気とやり直し願望って、そもそも矛盾してるじゃないですか。
それを無理矢理帳尻合わせようとしたらこうなっちゃったんじゃないかなと。
もちろん、長男がすくすく育ってくれて、助けてくれる両親もいて、それだけで十分自分が幸せなのはわかっていました。第一、いくら身体が欲しいなんて考えたところで、そんなあてはそれこそまったくありません。だから、この時点では、私の願望はあくまで頭の中だけの、妄想に過ぎなかったんです。
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そんな時、ご近所の方の家に、お誘いを受けて遊びに行くことになったんです。
え、いえ!いくらなんでも、はじめからそんな目的だったわけないじゃないですか!
ママ友同士のお付き合いに、はじめて参加させてもらったんです。
同性は専業主婦もいれば、兼業主婦もいました。
知っている人もいれば、はじめて顔を合わす人もいましたが、割と仲良く話せたと思います。
みなさん、いかにも人妻!といった感じの方たちでした。
別にママ友に限ったことではないですけど、女だけになるとH関係の凄く話題が盛り上がるんですよね。
その日は旦那も子供もいないわけですから、歯止めなしです。
なかには一人二人話さない人もいましたけど、聞いた話についてはみんな豊かな性生活みたいでした。
なにより驚いたのが、一番上品そうな奥さんがいたんですけど、すごく激しいお話をしてくれて。
人は見かけによらないなぁ、と思いましたし、
んーさすが人妻、って唸っちゃいました。
…まあ、私も何年か前まではそのひとりだったんですけども(苦笑)。
え、その内容ですか?
…んー…、詳細は避けさせて下さい。
私も今後の人づきあいの問題がありますので。
そうですね…私がその話を聴いてて、思わずうずいちゃったってところで察してください(笑)。
私は、適当な理由をつけて、トイレに行きました。
一応おめかしと思って付けていたショーツを下すと、クロッチの内側やそのまわりのレースにまで、べっとりと愛液がついていました。
さすがに表にまで染みてしまうほどではなかったですが。
(話聞いただけでこんなに…?)
欲求不満もここまで来たかと我ながら呆れました。
私は何食わぬ顔で愛液をふき取って場に戻ったんです。
顔の表情がHな雰囲気になってないかが気になりましたよ。
場の中では二番目か三番目くらいに若い自分が、Hな話で想像して興奮してたなんて思われるのはシャクだったんです。
女同士だと、感情的にこういう時は難しいですね。
それで、ママ友会自体はしゃべるだけしゃべったところでお開きになったんですが、私にとっては一つだけ実のある話が聞けたんです。
その場にいた一人が、かなり旦那とうまくいっていないみたいで、愚痴をブツブツ言っていたんですよ。
それで、そのうち離婚じゃない?あーあ、婚活でもしなきゃダメかなあ、みたいな感じで。
その場では聞き流してしまったんですが、後で考えてピンときたんです。
結婚するかは別として、単に男と知り合うだけなら手段はあるじゃないかって。
それで、私が最終的に目を付けたのが、ある中規模の婚活パーティーだったんです。
その婚活パーティは身元証明がしっかりしていて、少なくとも誰ともわからない男性から変なことをされるという事態は避けられそう、というのが決めてでした。
裏を返せば私の身元もバレているわけですが、最悪の場合でも独身同士なのですから、なんとでも言い訳はできるだろう、そういう目算です。
当然ですが、そこには結婚を目的にした男性しか来ません。
ですが、誘い方次第では、身体だけの関係もなんとかいけるんじゃないか。
もちろん、本当に好きになって再婚できるならベストでしたが、その時の私はそちらには大して期待は持っていませんでした。
むしろ、身体だけで終わる関係で十分。
女の私がそんな調子なのですから、乗ってくる男性は少しはいるんじゃないか、そう思ったのです。
それで、パーティ当日、よこしまな本音を見透かされたのか、最初から相手にされないなどの空振りもありましたが、なんとか一人の男性とデートの約束を取り付けたんです。
パーティの2週間後、私は自宅から数駅離れたところにある、ショッピングセンターの入口に立っていました。
この辺りでは待ち合わせ場所の定番。
息子の学校とは逆方向、しかも両親の行動範囲からも外れた、絶好の場所です。
浮足立っていた私は、待ち合わせの15分前についてしまいました。
待ち合わせた男性、黒田さんは、ざっと見まわした限りではまだ来ていないようです。
身体目的のデートという、人にはとても言えない状況にも関わらず、私は人生初のデートでもするかのように胸がドキドキしていました。
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カテゴリ:エロ体験談その他(女性視点)