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【デパガのエロ体験談】馴染みのお客さんと公園のトイレで…閉店間近、惜別の中出しSEX(前編)

あたしは、職場運が悪い。
もっと細かく言うと、仕事の引きが相当に悪い。

短大を出てから、色んな職場を転々としてきた。最初からそうなるつもりだったわけじゃない。実際に、はじめて入った職場ではよっぽどのことがない限り、自分からやめるつもりなんてなかった。


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だけど、いざ仕事をしてみると、そううまくいかないこともだんだんわかってきた。
なぜかわからないけれど、まるであらかじめ選んだかのように厄介な仕事しか回ってこないのだ。
厄介さ加減は様々で、お客さんの性格がおかしかったり、過去に問題があった案件だったり、単純に仕事を進める手順が極端に複雑だったり。
ただ、どれもこれも、嫌になるほど進みの悪い仕事なのは変わらなかった。
思い込みかもと思っていたけれど、実際に仕事の進捗具合を聞いてきた上司が「なんでこんな仕事を新人に…」と呆れていたくらいだったから、そう考えて間違いないだろう。
そして、その傾向はいつまでたっても変化することはなかった。偶然にしても、できすぎだった。

取り立てて要領が悪いと思ったことはないし、実際にあたしはそれらの仕事を何とかさばいてはいた。だから、一緒に働く人たちはそれなりにあたしを重宝してくれた。
けれど、同僚はともかく、評価を決める上の人たちはそうじゃなかった。厄介な仕事ばかりということは、数字上の能率はどうやったって悪くなる。
その結果、あたしの評価は毎年判を押したように悪かった。当然、給料も全然上がらない。
給料が上がるのは、新人にふさわしい、こなしやすい仕事をどんどん捌く同期ばかりだった。

やりがいが大事と言うけれど、あたしはそんなものに仕事の価値を求めていなかった。
ちゃんと、安定して、余裕をもって暮らせること。それが目標だったからだ。
だから、一円も上がらない職場に長くい続けるというわけにはいかなかった。
嫌気が差し、別の職場ならまた違うんじゃないかという気持ちが湧いてくるまでには時間はかからなかった。

けれど、結果から言うと、あたしはその流れを何度も繰り返すことになったのだ。
どこの職場に言っても、あたしは周りの人から同情され、その一方で周囲よりも評価されないということの繰り返しだった。
そして、そのたびにあたしの勤続期間は短くなっていった。

おなじことを何回くらい繰り返しただろうか。
履歴書の職歴欄が目も当てられないことになったあたりで、あたしはある地方のデパートに流れ着くことになった。
給与はこれまでと比べても相当安い部類だったけれど、転職歴が多すぎてもう贅沢を言える立場ではなかったのだ。
短大を出てから7年が過ぎていた。

接客業は短大時代のアルバイト以来だったけれど、営業事務などの仕事でお客さんへの対応の経験はそれなりに積んでいた。
デパートといえば、いろんなお客さんが入れ替わり立ち代わりやってくる現場だ。売り場単位ではともかく、個人ごとに担当のお客さんが固定されているわけでもない。ここなら引きが悪いと言っても限度があるだろう。
今度こそ。そう思って入ったデパートだった。
けれど、あたしの引きの悪さは、本当に筋金入りだったのだ。

聞いたことのある人も多いと思うけれど、デパートというのは今の世の中では決して景気のいい業界じゃない。
だから売り場によって差はあるけれど、お客さんは以前からの常連さんである程度固まっている。
あたしの配属された婦人服売り場もそうだったのだけれど、そこはあきれるくらいにクレーマーの宝庫だった。
公平に言えば、まともなお客さんだっていた。けれど、そういうお客さんに限って、あたしには声をかけてこない。
売り場であたしを呼びつけるのは、決まってデパガみんなが警戒網を敷いているような、屈指の問題客ばかりだった。

ここまでくると、もう神様が質の悪いいたずらでもしていると思うしかなかった。
淡々とこなすようにはしたけれど、それでも職場に行くのが辛くなるのは、あっという間だった。
望みは薄いけれど、次の職場でも探そうか…そう思い始めた頃。
一人の男性客が、あたしの売り場にやってくるようになったのだ。

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クレーマーと違って、その男性客は最初からみんなの警戒網の対象になっていた。

「彼女へのプレゼントを探してるんです」

そう言ってはいたものの、どう見たって彼女がいそうには見えない暗い雰囲気。しかも、月に数回はやってくるのだ。
百歩譲って彼女というのが本当だとしても、そんなに何度もプレゼントをするはずがない。普通に考えて、あり得なかった。
不潔そうだったりするわけではないとはいえ、怪しさは満点だ。
そんな彼が所在なげに女性服売り場に立っている姿は、場違いもいいところだった。
そして、そんな彼が声をかけてくるのも、やはりあたしだった。
今にして思うと、彼に限らず、仕事全般に関して、あたしは厄介な話を持ち掛けやすい雰囲気でも放っていたのかもしれない。

デパガ同士の関係というのはそんなに濃いわけじゃないけれど、普段のクレーマー対応では同情さえしてくれない同僚でさえ、その彼に関しては同情してくれた。

「ねえ、香澄。あんた、大丈夫?」
「大丈夫って?」
「あんたにご執心の男よ」
「ああ、あの人?今のところは特に何も…」
「今のところはっていうのが問題なのよ。豹変されたらまずいわよ」
「…ま、まあ、ね…」
「間違っても、気を持たせちゃダメよ。…あの手の男は、何考えてるかわからないんだから」

確かに警戒心はあたしも持っていた。彼が何を考えているかはわからないけれど、状況が不自然すぎる。
第一、フロアにはあたし以外にも何人も店員はいるのだ。
少々話しかけやすいにしたって、あたしにばかり声を、それも何度もかけてくるとなると、何かしらの感情は持っていたとしてもおかしくない。
そして、彼に限ったことではないけれど、男性客にそんな感情を持たれていいことなんてまずない。
だから、もちろんあたしも、深くかかわる気なんてなかった。

ただ、そんなあたしの内心を知らない彼は、それからもやはり、あたしのところにやってきて、商品の見立てを頼んできた。
来店頻度が変わらないのもすごいけれど、値段をまったく気にする様子がないのにはびっくりした。

「…伺った感じですと…こちらのトップスなんていかがでしょう。テイストも上品ですし」
「ああ、いいですねえ。さすがです。女性の服には疎いですから、助かります」
「いえいえ、とんでもない…」

デパガも商売だから、売り上げは気になるし、普段からセールストークには気を遣う。
ただ、彼に関してはそれを意識する必要さえなかった。
何しろ、あたしがすすめたものはどんなに高額なものでも即決で買っていくのだから。
いつの間にかあたしの売り上げ成績の中で、彼の買い物は決して無視できない存在感を放つようになっていた。

我ながら現金だとは思うけど、こうなると彼への感情も少し変わってくる。
好感とまでは行かないけれど、ただ怪しげな人というだけで済ます気にはならなくなっていた。
もしあたしが客層に恵まれていたなら、こんな感情の変化は起こらなかったと思う。
だけど、クレーマーばかりのお客さんの中で、文句ひとつも言わずにあたしの見立てを評価してくれる彼は、相対的にいい人に見えたのは確かだったのだ。

「本っ当に、香澄は客運悪いわよねえ…」
「あはは、でも、今のところは大丈夫だよ」

同僚に相変わらず心配されながらも、あたしは次第にお茶を濁すようになっていた。
もっとも、そのまま行っていれば、あたしと彼はただの店員とお客さんの関係のままだっただろう。
当たり前だ。店内で商品のやり取りをしているだけなのだから。
そして、後で聞いたのだけれど、彼もそれで満足していたはずなのだ。

そんな関係に変化が生まれたのは、彼がやってくるようになってから1年くらいたった頃の、ある休憩時間のことだった。

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