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【デパガのエロ体験談】馴染みのお客さんと公園のトイレで…閉店間近、惜別の中出しSEX(後編)

「もうそろそろ…ですね」
「ええ…」
「残念です」
「あたしもですよ…でも…考えてみたら不思議なご縁でしたよね」
「まったくです」

閉店が発表になってから、もうかなり時間が経っていた。
やはり携帯番号を交換することもなく、あたしたちは公園でこっそり喋るだけの関係を続けていた。

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ただ、その関係の終わりは、もう間もなかった。
閉店まであと2週間を切っていて、このままいけば連絡さえ取れなくなるのは自明のことだった。
いざ実感がわいてくると、どうにも寂しくて仕方がなかった。
だからだろう。あたしはこれまで敢えて踏み込むことのなかった話を、半ば無意識に彼に振っていた。

「あの…訊いてもいいですか?」
「はあ…なんでしょう?」
「…あたしの売り場にずっと来てくれたの…なんでなんですか?」

彼の返事が返ってくるまでには、やや間があった。

「…多分、香澄さんの予想通りじゃないかと思いますけど」
「…やっぱり、そうですか」
「一種のファンみたいなものですよ。最初に見かけたのは、たまたまだったんですけど。はは…気色悪いですね、我ながら」

自覚はしていたみたいだ。
多分、自分がどういわれているかも、S藤さんは大体想像がついていたのだろう。
それでも来てくれたことに、あたしは半ば感動していた。

「ファン、ですか…そう言われたのははじめてですけど、嬉しいですね」
「そう思ってもらえるとありがたいです。僕にとっては…癒しみたいなものだったんですよ、香澄さんの姿を見るのは」
「癒せるようなことはしてませんけど…ただの店員ですよ?」
「そうでもないんです。多分お察しだと思いますけど…女性には縁がないですからね、僕は」

苦笑いするS藤さんは、やはり寂しそうだった。あたしも、多分似たような顔をしていただろう。

「だからね…僕としては、香澄さんと話せるだけでも貴重な機会だったんですよ」
「もったいないですよ、貴重だなんて」
「いえいえ…こんなこと言うのは恥ずかしいんですけど…女神に会うような気持ちだった」
「…!」

あたしももう、夢を見るような歳じゃない。多分、こんな状況じゃなかったら、あたしは噴き出していただろう。それくらい、S藤さんの言葉は純真過ぎた。
子供じゃないんだから。そういって、笑い飛ばしさえしたかもしれない。嫌な女だとは思うけれど、それが普通だと思う。

けれど、その時のあたしは、不思議とそういう気持ちにならなかった。
むしろ、その一言は、あたしの身体を貫いた。寂しさも相まって、気持ちがどうしようもなく高ぶってくる。
それに従って、身体までが反応し始めた。
女としての本能がうずき始めたのが、自分でもはっきりと感じ取れた。
そんなことが久しくなかっただけに、なおさらだった。

急に彼が愛おしく思えてきた。もう、会えたとしてもあと数回がいいところ。
そんな彼と、最後の思い出を作りたいと思ってしまったのだ。
自分の中からまっとうな常識とか、そういったものがすうっと消えていくのがわかった。

あたしは、S藤さんの手をぎゅっと握った。
彼が、びっくりしたような顔で、あたしの方を見る。

「あ、あの…これは…」

想像さえしていなかったのだろう。戸惑ったような顔であたふたしている。
その様子は、あたしには逆に新鮮だった。
歳を考えたら信じがたいけれど、本当に裏のない人だったのだ。
そんな彼がどうしようもなくかわいく思えて、あたしはごく自然に誘いの言葉をかけていた。

「S藤さん、なにげにずるいですよね」
「え、え?」
「…そこまで言われたら…あたしも応えるしかないじゃないですか」

+++++++++++++++++++++++++++++++++

ちゃんと、というのも変だけれど、冷静な状態であれば、日を改めてホテルにでも行くのが普通だと思う。
いくら肉体関係を持つにしても。
けれど、その時のあたしの昂ぶりは、今考えても異常だった。
むしろ、この昂ぶりのままに、S藤さんとつながりたくてたまらなかった。
肉体的にも精神的にも、あんなに興奮したことは一度もなかった。そして、今のところ、あの時が最後だ。

「か、香澄さん…本気、ですか…?」
「本気です。それに…」
「?」
「あたしをこんなにしたの、S藤さんじゃないですか」
「そ、そういうつもりじゃ…」
「…ごめんなさい。あたしが勝手にそういう気分になっただけだから。S藤さんのせいじゃ、ないです。だから…気にしないで」

あたしたちは、そのまま公園の裏手にあるトイレに来ていた。
ただでさえ人気のない公園の、さらに一番奥まったところ。
平日ということもあって、トイレの周りには人の気配が全然なかった。
休憩時間は、まだ30分くらいは残っている。よほどS藤さんが長い人でなければ、問題はないはずだ。

「…そ、そうは言っても…」
「あたしとするの、嫌ですか?」
「!そ、そんなことは…まったく…ないです」
「…ですよね?だから…せめて思い出だけでも、作りましょうよ」

トイレはちゃんと整備された綺麗なものだったけれど、だからと言って服をポンポン脱げるような場所ではもちろんない。
だから、あたしは服も脱がずに、たったままストッキングと下着だけをおろした。最近少し冷たくなった外気が、直接あたしの性器に触れてくる。
プールから上がった後のような冷たさが、割れ目の周辺だけに局所的に感じられた。
割れ目の周りに漏れ出たあたしの愛液が、トイレに吹き込んでくる風で冷やされているのだ。
自分がどれだけ濡れているのかが、ありありとわかる。

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「…わかりました。…こんなこと、考えてもみなかったですけど…」
「ですよね。あたしだって…さっきまでは、全然」
「意外過ぎて…なんでか僕、少しおかしくなって来てますよ」
「ふふ…そうですね。…ふふっ、なんか、おかしい…」

狭い個室でお互い棒立ちになったまま、あたしたちは笑い合った。状況を考えるとおかしいのだけれど、考えようによっては、これまででも一番屈託ない笑いだったかもしれない。
古いトイレよりは広いけれど、それでも二人で入ると密着するしかない。
スーツの向こうで、彼の下半身の膨らみが、ハッキリと伝わってくる。
戸惑いとは裏腹に、彼の男としての本能が高まっているのを感じた。
あたしもそうだったからわかる。本能には、逆らえない。

「時間ないですし。もう、はじめましょうよ」
「えっ…香澄さん、大丈夫なんですか」
「触ればわかりますよ」

彼の手をとって、股間にもっていく。
指の感触を感じた途端、彼の表情が変わった。

「本当だ…」
「あ、ちょっと…」

彼の指が、彼自身の意思で動き始めた。
中指か、人差し指かが、クリトリスを撫で、そのままくぷっと小さな音を立てて、あたしの膣内に押し込まれた。

「ん…S藤さん…上手っ…」
「か、香澄さんだって、…綺麗です」

S藤さんの下半身の膨らみが、もっと大きくなってくる。
もう、あたしはこらえきれなかった。

「は、早く、い、入れて下さい…立ってられなくなっちゃう…」
「よ、よしっ…」

ジー…っという音とともにジッパーが下ろされた。
S藤さんのペニスが外に飛び出して来る。
あたしは、無理矢理便器をまたぐようにして、S藤さんが動けるだけのスペースを作る。
壁に手を突いた。
背後から、S藤さんのペニスが膣口に押し当てられる。

「い、…いきますよ」
「きてっ…」

返事をしたとき、身体の中でさっきまでにもまして、どっと愛液が分泌されるのがわかった。
なんでなんだろう。さっきデパートを出たときには、この人とつながりたいなんて微塵も思っていなかったのに。
そう思うと、自分が不思議で仕方なかった。
ただ、その時すっかりあたしの身体が、限界まで彼を欲していたのは確かだった。
その欲していたものが、中に入ってくる。

「ん…あっ…S藤さんっ…」
「か、香澄さん…ナカが…ぐっ…」

一声だけ掛け合った後、S藤さんは、動きにくさも意に介さないかのように、グイっと押し込んできた。
十分な太さをもったペニスが、あたしの中を奥まで貫いた。
お腹を下から突き上げられたかのような重い衝撃が、ずんっ…と幻聴のようにあたしの脳裏に響いた。

「あ………………………!」

声が出ない。一瞬遅れて腰が砕けるような快感があたしを襲った。
なんだろう、これ。こんなに気持ちいいの、はじめて。
それを伝えたかったけれど、あたしにはもうその術はなかった。

「か、香澄さんっ…熱い、膣が…熱すぎるっ…」
「あ……あ………ああんっ…!」

喘ぎしかでてこない。それに、口がうまく回らない。もどかしくて仕方がない。
彼が腰を動かし、一突き一突きするたび、あたしの頭は霧が立ち込めているかのようにぼやけてきた。
言葉が浮かんでこない。
ただ、S藤さんのペニスに溺れたい。その欲求だけがどんどん湧いてくるばかりだった。

「う、うおっ…うおおおっ…」
「………………………!あっ…!」

ほどなく、あたしだけじゃなく、S藤さんの口から漏れる声も、意味をなさなくなった。
ふと、もしかしたら内心では、彼はあたしとずっとしたかったのかもしれないと思った。
もしそうだとすると、彼はそれを自分自身でさえ自覚できないくらいに、押し殺してくれていたことになる。
あたしとの、あの距離感をたもつために。
そう思ったら、なおさら今あたしの中に入っている彼のペニスが、愛おしかった。
言いようのない感情で、ますますわけが分からなくなってくる。
分かったのは、あたし自身も彼の動きに合わせて、押し付けるかのように腰を使っていたことだけだった。

「はあっ…はあっ…!」
「んんぁぁあ…あっ…………あはぁぁんんっ!」

背後から伸びてきた彼の大きな手が、制服の上からあたしの胸を鷲づかみにした。揉む。
乳首までが、服の中で張っていく。
制服がみるみる乱れていくのはなんとなくわかったけれど、だからと言って何をするでもなかった。
それに…あたしの割れ目から流れ出た愛液は、既に足を伝って、パンストをびっしょりと濡らしている。
それに比べたら、いまさら…すこし制服が乱れるくらいは、もうどうってこと、ないだろう。

「う…うぐっ…ううっ…」

S藤さんの呻きが、何かをこらえるような雰囲気になってきた。
時間の感覚は薄れていたけれど、それなりの時間、腰を押し付け合っているはずだ。
足がガクガクしてくる。
すっかり広がった膣の中は、S藤さんの言葉通り、あたしにとってもものすごく熱くなっていた。
なにか、出そう。
出ちゃいそう…

「ん…んぐぅうううっ…う、…うあぁぁぁっ」
「…ん…あ…あひっ?…ああああっ!」

だから、S藤さんの忍耐力が尽きたときにも、あたしは欲求不満を覚えることはなかった。
生暖かい精子が、勢いよくお腹の中で跳ねる。それを感じたのとほぼ同時に、あたしの下半身には弾けるような感覚が走った。
びしゃっ。
水が跳ねるような音が耳に届いた。
続けて、びちゃびちゃびちゃ…と、何かがあたしの身体から流れ出ていく。
太ももが、びしょ濡れになっていく。
それでも、あたしは午後の仕事のことさえ考えられず、ただ、膣の中に残った、S藤さんのペニスの余韻のことしか、考えていなかった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

パンストとショーツは職場に戻る途中で捨てた。もう、使い物にならなくなっていたからだ。
S藤さんのスーツにもかなりのしぶきがかかってしまっていたのは悪かったけれど、幸い彼はもう少し時間を潰せるらしい。
公園の外れとはいえ、トイレのすぐ外にはベンチもあったから、彼はそこで休んでいればごまかせそうだった。

「乾いてから帰るから大丈夫ですよ。それより香澄さんこそ…」
「あたしはなんとかなりますから…」

トイレの外でそういうやり取りを交わしていると、急に恥ずかしくなってきた。
目の前に立っている彼の、スーツに飛び散っている液体の痕跡。
それが全部、あたしの体液だと思うと、いたたまれなくなってきたのだ。
あたしはごまかすように彼に背を向けると、走り出した。時間が迫っていたのもあるけれど、もう彼の顔を見ていられなかった。
後ろから彼の声が聞こえたような気がしたけれど、あたしは振り返らなかった。

更衣室でこっそり下半身に消臭スプレーを振りまいて、予備のパンストだけを履く。
売り場に戻ったときには、休憩時間を10分ほどオーバーしてしまったけれど、平謝りしておさまった。
お客さんはこの頃にはごく少なくなっていたから、これでもなんとかなったのだ。

その日は濡れたままの股間にパンストが直接食い込んできたこともあって、違和感がどうしようもないほどだった。
ザラザラした感触で、どうしても股間が刺激されてしまう。
そのたびに、さっきまで中にはいっていたS藤さんの感触が思い出されたし、とうとうやってしまったと何度も思った。
別れ際だって、あんな形になってしまった。
でも、後悔は微塵もなかった。
多分、あれがあたしたちがなりうる、最大限のいい関係だったと思ったからだ。
最後に、そんな関係になれてよかった。
ただ、それだけだった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

営業最終日。

最後の閉店時間を目前に控え、同僚たちと一緒に、あたしはデパートの出入り口の前に並んだ。
閑散とした店だったにもかかわらず、その日、出入り口の前には、最後だという事だからか、大勢のお客さんが詰めかけてくれた。
耳になじんだ閉店の館内放送が流れ、そして、シャッターが徐々に降り始める。
みるみるうちに、店のガラス扉が覆い隠されていく。
もう少しでつめかけたお客さんたちの顔が見えなくなる、その最後のタイミングで、あたしは詰めかけた人波の中にS藤さんの顔を見つけた。
複雑な、笑いとも無念ともとれる表情だったけれど、それでもその顔はどこか…以前よりもすっきりとしていた。

…彼にも、いい思い出になったのかな。
それが少し気になったけれど、もう未練はわかなかった。S藤さんにも、未練は残してほしくない。もう、会うことはないんだろうから。
だからあたしは、一瞬だけ目を合わせたあとは、もう彼の顔をみることはしなかった。
そのまま、他の同僚たちとともに、店の外に向かって深々と最敬礼する。お客さんたちの…S藤さんの顔が見えなくなった。
シャッターが全部締まり切り、ガチャンという金属音を立てるまで、あたしはそのままの姿勢で、ただ頭を下げ続けていた。
気が付くと、自分でもびっくりするくらいに涙があふれ出ていた。
同僚や上司が驚いていたくらいに。仕事自体にはあれだけ不満だらけだったというのに。

それからまもなく、あたしは引っ越しをして、その地方都市を離れた。
もちろん、それ以来、S藤さんには会っていない。

仕事の引きの悪さは、店を移っても相変わらずだ。
だけど、少しだけ自分も変わってきた気がする。これまでは引きの悪さを呪うばかりだったけれど、最近はそうでもないのだ。
だって、これがなければ、あたしはそもそもS藤さんと仲良くなること自体なかっただろうから。…そう思ってしまうくらいには、S藤さんとの思い出は、あたしの中で大きなものになっている。

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