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【エロ体験談】飲み会の後の逆レイプ…友人ナースとの最初で最後のSEX(前編)

なんでこんなことになってしまったんだろう。
身体の上であえぐ彼女を見ながら、僕はそんなことを考えていた。


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彼女…明美との付き合いは、僕が医師としてこの病院にやってきた2年前にさかのぼる。

子供のころからガリ勉一筋で通してきた僕は、あまりコミュニケーションなどが上手い方ではなかった。
だからかなり緊張していたのだが、それを差し引いてもこの病院は雰囲気が悪かった。
勤務初日、同僚に紹介されたときから、その感じはあった。

わざわざ医者になろうとするくらいだから、僕は病院という場に対して、決して悪いイメージは持っていなかった。
研修で他の病院には散々お世話になっていたし、そこでは特に雰囲気が悪いようなことはなかったのだ。だから、大体どこもこんな雰囲気なのだろうと思っていた。
だが、この病院はその数少ない例外で、それまでお世話になってきた病院とはなにか異質な感じがした。
とげとげしいというか、よどんだ感じがプンプンと漂っていた。

それでも、初日の勤務自体はなんとか終わった。
帰ろうとしたとき、ポン、と後ろから肩を叩かれた。
そして、快活な声。

「おつかれさまです!」
「は、はいっ!」

振り返ると、立っていたのが明美だった。
茶髪の多少派手さを感じさせるいでたちだったが、派手すぎるというほどじゃない。
少し童顔なせいか、かわいらしい印象の方が強かった。
白いナースウェアとは少しミスマッチだったけれど。
ただでさえ女性に慣れてしない上に、このタイミングだ。
何を言われるのかとドキドキした。

「1日目はどうでした?」
「い、いやあ、やっぱり、なかなかハードですね」

さすがに雰囲気のことは言えなかった。

「ですよねえ…でも、色々あると思うけど、慣れますよ」
「うーん、ちょっと先行き不安ですけどねえ」
「大丈夫。あなた人よさそうだし、患者さんにもすぐ信用されそう」
「そ、そうですかね?」
「自信持ってください。せっかくお医者さんになったんだからさ」

ニコッと笑って、彼女は踵を返して去っていった。
他愛もない会話だったけれど、考えてみればこの病院で初めてかけられた優しい言葉だった。
不安は消えなかったけれど、彼女の後ろ姿をみながら、僕は何となく緊張がほぐれていくのを感じていた。

明美と仲良くなったのは、これがきっかけだった。
仲良くなったといってもそれほど深い付き合いがあったわけではないけれど、
勤務後にはいろいろ仕事に関係のない話をして笑い合ったものだ。
彼女は気さくな性格で、仕事中はともかく、勤務後はざっくばらんな口調で話を盛り上げてくれた。
いつの間にかお互い敬語を使うこともなくなり、彼女と話すのが毎日の大きな楽しみになっていた。

ただ、その一方で、病院の雰囲気にはやはりなじめなかった。
勤務を続ければ続けるほど、雰囲気の悪さの原因がわかってきた。
人間関係がかなりとげとげしかったのだ。
もちろん職場柄、張り詰めた雰囲気があるのは仕方がない。
むしろそれがなければまずいだろう。
だが、この病院の人間関係は、何もそこまで…と言いたくなるくらいに悪かったのだ。
もっとも、それで仕事に支障が出ないあたりはさすがプロだとはおもったけれど。

そんな中で過ごしていると、いろんな噂や陰口も耳に入ってくる。
明美に関するうわさも、ほどなく他の医師や看護師からもたらされることになった。

彼女の院内での評判は、ハッキリ言って最悪だった。
別に看護師として問題があるというわけではない。
仕事ぶり自体は、かなり有能な部類に入ったくらいだ。
だが、彼女の評判の悪さは、むしろプライベートでの行動にあった。
男漁りがひどいらしいのだ。

もちろん、いちいち突っ込んで調べたわけではないだろう。
だが、狭い町だし、この病院にはそれなりに従業員もいる。
違う男と歩いていたり、ホテルに入っていくような真似を何度も繰り返していれば、そのうち人目についてしまう。
そして、彼女の街中での行動を知っている人間は決して少なくなかった。
それだけの回数、そういうことをしているというのは事実だろう。
実際、やれ黒服とホテルに入っていっただとか、チャラい奴とキスしていただとかいう話はいくらでも出てきた。
いかにとっかえひっかえしているのかは明らかだ。

その結果、彼女は院内の、特に看護師の間でのストレス解消の格好のターゲットになっていた。幸いなことに実力行使する奴こそいなかったものの、陰口のすさまじさはひどいものがあった。

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ただ、そうした散々な悪口をいくら聞いても、僕は明美のことは嫌いになれなかった。
実際に話していると、彼女は常識をわきまえた、明るくて優しい女性に過ぎなかったからだ。

それに、これは僕の側の話になるのだが、彼女の行動に現実感を持てなかったのだ。
先にも話した通り、僕はコミュニケーションが下手なのだが、それは女性に関しても同様だった。僕はこれまで、女性と付き合ったことがない。それはコンプレックスだったけれど、一方でこの歳までそういう調子だと、むしろそれが普通になってしまう。
だから、彼女が何をしていようが、それはどこか知らない世界のことのようにしか思えなかった。

もちろん、僕も性欲がないわけじゃない。
正直に告白すれば、彼女の噂を聞いたとき、内心ではお手合わせをお願いしたいと思ったくらいだ。
だが、彼女にそれを言い出したことはない。
それどころか、そういう雰囲気を出すのさえ避けていた。
経験がなくてどうアプローチすればいいかわからなかったし、カッコをつけたかったのももちろん大きい。
けれど、それ以上にそういうことをしたら、彼女との居心地のいい関係が崩れてしまいそうで怖かったのだ。
そう思うくらいには、彼女とは仲がよかった。

幸いというべきか、僕は長年の童貞遍歴から、自分のそうした欲求を隠すことには慣れていた。
実際のところ、彼女と話すときについ思い出してしまい、彼女のナースルック姿に劣情を抱いたこともなくはない。うっすらと浮き出た下着のラインや、白衣の布地を浮かせる胸のほどよい膨らみは、スケベ心を刺激するには十分だった。
だが、そうしたことが頭に浮かぶたびに、僕はすぐさまそれを打ち消し続けた。
女の子に気持ち悪がられたくないという考えが人一倍強かった僕にとって、それは日常的な行動だったから、さほど苦労はしなかった。

だから、彼女も気づくことはなかっただろう。第一、彼女も二人で話す時には、男女関係の話題についてはまったく持ち出さなかった。
当然、そういうそぶりも見せなかったから、そもそも発展する要因がない。

だから、そのまま行っていれば、僕と明美の関係は平穏なまま続いていただろう。
そのバランスが壊れたのが、この間の忘年会のときのことだ。

その日は、病院の従業員でささやかな忘年会が催された。
勤務時間の関係があるから、当然全員は参加できない。
それでも形だけは実施されるのがお決まりだった。

僕としては、あまり出たいものではなかった。
ただでさえあの人間関係の悪さだ。
酒が入るとどうなるかは目に見えていた。
一度普通の飲み会に出たことはあったが、その時に思い知らされている。

だが、何しろ病院ではひよっこもいいところの新人だ。
断るのもはばかられ、僕は嫌々ながら参加した。

結果から言うと、予想通りひどいものだった。
参加していない人間に対してはもちろん、参加している者同士でさえ、とげとげしい応酬が繰り広げられた。陰口のようなあからさまさこそないものの、チクチクと刺して来る陰湿さはものすごかった。
形の上では親睦会的な話だったが、まったく親睦になっていない。

僕も散々いじられたが、何よりキツかったのは、端っこにいた明美の扱いだった。
彼女に対しては、同僚たちは全く遠慮がなかった。
一応言い回しこそ迂遠だが、どう聞いてもあしざまな罵りにしか聞こえない。
それでも反論もせず、隅っこの席で一人静かに酒を飲んでいる彼女の姿は、僕にはこたえた。

だが、こういう集団だ。
あからさまに話を止めたりすれば、反感がよけいにひどくなる恐れもある。
かといって、話をさりげなくそらすような話術も僕にはなかった。
仕方なく、僕は進んで、敢えてバカな行動を演じて、彼女への注目をそらせようと思い立った。

鬼のように飲みまくり、普段の自分では考えられないような踊りまで披露する。
狙い通り、話の流れが途切れ、僕を呆れたように笑う声が聞こえる。

「いいぞー、バカ新人」
「うわー、こんなアホだったんか、お前」

酒には強い方だったが、それでもこれは無茶だった。
結局、僕は飲み会が終わるころにはへべれけになっていた。
頭が船酔いのようにガンガンと痛んでいる。

同僚たちが去っていくのを見送った僕は、彼らの姿が消えるのを待って、歩道の上にべたりと座り込んでしまった。
それでも、辛い時間が終わったことに僕はホッとしていた。

もっとも、僕の無茶がどこまで明美への助け舟になったかは分からなかった。
最初にあれだけ言われてしまった以上、彼女の感情としてはあまり変わらないかもしれない。
結局、見ていられなかった僕の、自己満足にすぎなかったのかもしれない。
ぐるぐると頭の中、ネガティブな考えが廻り、嫌悪感が湧いてきた。
気が付くと、歩道に嘔吐していた。

「ちょっと!大丈夫?」

この声は、明美?
顔を上げると僕の正面に、あからさまに慌てた表情で立っている明美の姿があった。
そこで記憶が一旦途切れる。
意識までは失わなかったはずだが、前後の経緯は今でもまったく思い出せない。

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