凛佐は心持ち緊張した表情で立ち上がりました。
そして、テーブルを回って、俺の隣にそっと座ります。
至近距離です。
彼女の鎖骨や細い首筋がやたら色っぽく見えました。
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「え…ど、どういう…」
「…わたしもね…あなたとだったら、まんざらでもないよ…」
「あ、あの…」
「元カレの代わりとか、そういうんじゃないよ。ただ…今、ちょっと抱かれたい気分なの」
身体が傾き、彼女が俺に寄りかかってきました。彼女の身体の重みが、俺の身体に伝わってきます。
俺は何が起きているのかをようやく理解しました。
それと同時に、先ほどの妄想が比べ物にならないくらい現実感を伴ってよみがえってきます。
床に押し倒された彼女。
少し離れたフローリングの床の上に、さっきの裸婦画が寝かされているのが目に映りました。
「ねえ、抱いて」
「…いいの?」
「ここまで言って、良いも悪いもないでしょ…」
目の前に、彼女の真剣な顔。
俺は思わず、彼女の唇に貪りついていました。
「んっ…」
彼女の甘い声。
子供の頃、クラブで一緒に絵を描いていたころとあまり変わっていない声。
でも、それだけに俺の理性を粉々にするだけの破壊力がありました。
いつの間にか、俺は再び勃起していました。
股間をいきり立たせながら、俺は寄り添った幼馴染の唇を吸い続けたのです。
キスをしながら、彼女の身体にそっと触れました。
「ふうんっ」
彼女の口から再び甘い声。
俺は、じわじわと彼女の身体を服の上からまさぐりはじめました。
女性らしい、柔らかな身体。
スレンダーな印象ではありますが、実際に触ってみると胸のボリュームもそれなりにはありました。
薄いブラウスの生地はさらさらとした感触で、指先に心地いい刺激がありました。
そのボタンを上からいくつか、手探りで外します。
そして、ブラウスの中に手を差し込みました。
胸の谷間が、ものすごく熱く感じます。
ブラの中に指を一本だけ差し込むと、すっかり固くなった乳首の感触がありました。
「んっ…」
少しだけでしたが、彼女の眉間に悩まし気な皺がよりました。
手を戻し、徐々に身体に触れていきます。
滑らかな体の線に沿って触っていくうちに、俺の手は彼女の下半身に達しました。
すこしためらいましたが、膝の回りを指でかるく刺激した後、徐々に彼女のスカートの中に手を差し入れていきます。
彼女は一瞬身体を固くしましたが、いまさら膝を閉じたりすることはありませんでした。
すべすべとした滑らかな太ももが、少し汗ばみ始めています。
奥へ奥へと手を伸ばし、ついに俺の手は彼女の秘密の場所近くまで到達しました。
キスをしながら、さすがに彼女の息が乱れ始めます。
太ももの付け根を、指でつーっとなぞると、目を閉じた彼女の瞼がひくっと動きました。
ここが弱いのかな。
そのまま性器に直行したい欲求をこらえ、俺は何度かその周辺に指を往復させます。
「んんっ…んっ…」
キスをしながらも、彼女の呼吸が明らかに激しくなります。
そして、舌の動きも。
それで、俺は我慢できなくなりました。
背中に片手を伸ばし、俺は、ゆっくりと彼女の身体を倒していきます。
そのままフローリングの上に組み敷きました。
服は着たままという点をのぞけば、床に横たわる彼女の姿は、妄想そのままでした。
いや、むしろ、いやらしさに関しては数倍増しでした。
はだけたブラウス、まくれたスカート。
片膝を立てたその奥にはチラチラと薄い水色の下着がのぞき、妄想よりもさらに卑猥な印象になっていたんです。
「うふふ、気が早いなあ…」
「だってさあ…我慢しろって方が無理だろ、これ」
「あなたがこんなにHだなんて、全然思わなかったな」
「お互いさまだろ…大体、昔はこんなことになるなんて思ってなかったよ」
「それはそうでしょ…あの頃はこんなこと、知らなかったじゃない」
「…まあ、そうだけどさ」
「ごめんごめん、茶化して。…いいよ。そのまま来て…」
そう言いながら、彼女は自分でスカートに手を入れて、下着の股の部分を指で横に引っ張りました。
光沢のある布地がずれて、その奥にうっすらと濡れた膣口がありました。
周囲の陰毛はかなり薄く、そのせいで割れ目がはっきりと見えてます。
ぱっくりとピンク色に開いた入り口は、今か今かと俺のものが入ってくるのを待ちわびているようでした。
もちろん、それは俺の股間も同じでした。
いきり立ったペニスは、彼女の粘膜を求めてひくついています。
俺は欲求に忠実に、その先端を彼女の入口にあてがいました。
「あ、触れてる…」
彼女が小さい声で言いました。
「入ってくるのを待ってる時がね、ドキドキして、すごく好きなの」
「そう…じゃあ、今ドキドキしてるんだ」
「うん…でも、もう入れていいよ」
「そうする。もう我慢できない」
腰に力を入れます。十分に濡れていた膣は滑りもよく、難なく押し込めました。
一度引っかかるような感触がありましたが、そこを超えるとニュルッっと一気に入ります。
「あんっ!」
いきなり奥を突かれて、彼女は短く、甲高い声を上げました。
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「は、入ったっ…」
「くすっ、あなた、凄い顔してるよ…」
「そ、そう?」
「もしかして、あなたも久しぶりなの?」
「あ、ああ。2年ぶりくらいかな」
「わたし以上じゃない。じゃあ、楽しまなきゃね」
「そうだな…激しいのは平気?」
「うん…ある程度までだったら、むしろ好きだな」
「そうか、じゃあ、遠慮なくっ…」
「きゃ、きゃあっ、あんんっ!」
俺は、最初から飛ばしました。
久しぶりに男のモノを受け入れた彼女の膣内は驚くほど潤っていて、中で動かすにはまったく不自由ありません。ヌメヌメと、濡れた肉が複雑な刺激で俺のペニスを圧迫し、絡みついてきました。まるで俺のペニスを歓迎するかのように。
「あ、あんっ!すごいっ、すごくいいっ!」
「どう、これくらいなら平気?」
「うん、ちょうどいいよ…あんっ!やっぱりいいっ…!わたし、やっぱりHするの好きぃっ!」
「じゃあ、久しぶりに満足してる?」
「うん、すごい…久しぶりのH、いいっ…ちん●ん入れられるの好きぃっ…!」
かつての彼女の姿からは想像もできない、淫らな姿でした。
彼女は俺の下で、早くも身体をくねらせて声を張り上げています。
既に、腰を動かすごとに、ぴちゃぴちゃという音がハッキリ聞こえてきます。
ものすごい濡れ方でした。
「はあああんんっ…いいよおっ…」
「す、すごい…こんなに乱れるなんて思わなかった…」
「あ、あなただってっ…こんなに激しいなんて、全然思ってなかったよっ…!」
クーラーが効いているにも関わらず、彼女の身体は既に汗まみれになっていました。
服が肌にぴったりとくっつき、生地が濡れてうっすら透けています。その生地が、彼女がのたうつたびによれ、複雑な皺を作っていきます。
「あ、ああんっ…!あんっ!ちん●んズンズンくるぅ…」
「どう?気持ちいい?」
「うん、すごい…あなたのちん●ん、好きっ…」
「そ、そこまで…っ?」
「そ、そうだよっ…膨れたちん●ん、素敵だよぉっ…」
「俺も…マ●コの中、いいよっ…!」
「嬉しいっ…もっともっとしよっ…!」
俺の腰は、自分のものとは思えないくらいにどんどん動きました。
これくらい早いピストンは、これまでにも経験がありません。
腰がおかしくなりそうでしたが、止める気にはなりませんでした。
動かせば動かすほど、快感が襲ってきます。
ほどなく、射精感が沸き上がってきました。
「うっ…そろそろ出そうっ…!」
「あ、あたしもそろそろイけるよっ…!」
知らないうちに、俺たちはお互いの手の平を握りしめていました。
彼女の手のひらは、既に汗まみれで、湿った感触でしたが、それは俺にとっては心地よかったです。
でももう、これ以上は射精を我慢できない。
最後のつもりで、俺は思い切り腰を振り、彼女の中を貫きました。
「あああああっ……!………!…!あーーーーーーーーーーーっ…!」
限界を超えた高い声。彼女は喉もさけよと言わんばかりに、長い絶叫をあげました。
膣全体がぐにゅりと蠢きます。
あまりの気持ちよさに、俺は外で出すことさえ忘れていました。
膣の締まりに耐え切れず、俺は思い切り彼女の中に射精したんです。
自分の身体がぶるっとするのを感じました。
「あ…いっぱい、いっぱい精子出てるっ…」
「はあっ…はあっ…っ…!ご、ゴメン、我慢できなかった…」
「…いいよ…わたしが誘ったんだし…あっ…まだ出てるうっ…」
脱力して、満足げにつぶやく彼女を見ながら、俺も張り詰めていた力が抜けていきます。
かろうじて、膣内から自分の肉棒を引き抜きます。
「あっ…」
彼女が小さな声を上げると、押さえがなくなった膣口から、だらしなく俺の精液が大量に流れ出ました。
流れ出た精液は止まらず、彼女の股間はもちろん、ずらした下着をも白く、べたべたに汚し続けました。
彼女とSEXしたのはこのときだけです。
結局、彼女とはつきあうことはありませんでした。
付き合いたいのは山々でしたが、遠距離恋愛が確定してしまうこともあって、お互いにやめとこうかっていう話になったんです。
彼女はその後すぐに部屋を引き払いました。
新しい部屋に入りきらない絵は処分したそうです。
その話を聞いたときにはもったいないと思いましたが、電話口で彼女はこれからはスケッチブックに一杯描くからいいと言って笑いました。
実際に先日会ったとき、彼女は笑って言ったものです。
「彼氏とね、写生とか行くの。そういう感じだから、スケッチブックがたまっちゃってね。一冊くらい貰ってくれない?」
それでもらった一冊には、どこかの丘らしき場所で、新しい彼氏が満面の笑みを浮かべている一枚が描かれていました。
端から見たら不満を覚えてもよさそうな絵面ですが、俺はなぜかそれをみて微笑ましい気持ちになったんです。
つくづく、あの一回で終わらせていて良かった。
付き合っていたらまた違った形になっていたのかもしれないけれど、それでも今の幸せそうな彼女をみていると、ベストな選択だったと思いますよ。
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カテゴリ:女学生エロ体験談(男性視点)