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【エロ体験談】文化系地味子が綺麗な女子大生に…同窓会をさぼって美術クラブの元同級生と中出しH(中編)

外観から予想した通り、かなり広い部屋でした。
狭苦しい俺のアパートと比べると、比較になりません。
一体、家賃はいくらくらいなんだろう。


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「なんかすごいマンションだね…高いでしょ」
「うん、高いよ」
「…払えるの?これ」
「まあ、ボチボチだね」

凛佐は適当に流しましたが、女の子の場合はこういうものなんでしょうか。
オートロックや廊下の監視カメラは、女性向けってことを考えれば大事な設備なんでしょうけど…それにしても広すぎないか?
そう思ったんですが、リビングに座らされ、横を向いたとき、俺には広さの理由の一端がわかりました。
リビングの隣の部屋。
暗いその部屋には、ぎっしりとキャンバスらしきものが大量に置かれていたんです。

「うわ、こんなに描いたの!?」
「うん」
「すげえ…」

これだけでも、凛佐がいかに絵を好きかが如実にわかるというものです。
それに、これだけ絵を置くことが前提なら、一部屋くらいは簡単につぶれてしまうでしょう。
そう考えると、このマンションの広さも納得でした。
ただ、それにしても部屋が多すぎる気はしましたが。

「ビールでいい?」
「ああ、いいねえ」
「了解」

彼女が何本か、缶を持ってやってきて、テーブルの上に置きます。
俺は、マンションの部屋に関する考察を中断しました。

「とりあえず乾杯しよ」
「そうだな、乾杯」

ふたりで、缶を傾けました。

「ぷはっ…あー、やっぱこの季節にはビールが合うわー…」
「そうだね。…これはこれで、同窓会って感じだね」
「二人だけだけどな」
「あ、その言い方、なんか恥ずかしいなあー」
「え?あ…」

自然に口にしてしまったんですが、冷静に考えると確かに相当恥ずかしい言い方です。
俺は慌てましたが、凛佐は茶化しただけのようでした。

「嘘嘘。わたしもそういう気分」
「焦らせないでくれよ…」

しばらくそのまま二人でビールを傾けます。
少しずつですが、じわじわと酔いが回ってきました。

「…でも、やっぱりすごいわ。俺にはあんなに描けないよ」
「好きでやってるだけだって。…よかったら、何枚か見てくれる?」
「え、いいの?」
「いいよ。やっぱり、描いた以上は見てほしいものだし」

凛佐は立ち上がって、隣の部屋から何枚か、手近なキャンバスを持ち出してきました。

「小さいのだけだけどね」
「いや、小さいって言ってもこれは…」

確かにキャンバスのサイズこそ小さかったですが、明るいところでみると、相当に描き込まれています。
これだけでも、凛佐の腕前はなんとなくわかりました。
素人の俺では、いったい一枚描くのにどれくらい手間がかかるのかさえわかりません。

「すげえ…俺でもわかるわ、これは」
「ありがとう。やっぱり、褒められるとうれしいな」

圧倒されていました。
それだけに、もったいないなあと思いました。
これだけ描けるなら、やっぱりそれが活かせる就職先をさがした方がよかったんじゃないか…?
そうは思いましたが、口には出せませんでした。
本人が納得していると言っているんですから、それを蒸し返すのははばかられたんです。

それでも少しやるせない気持ちになったのは確かで、俺はもう一度、隣の部屋の薄暗がりに目をやりました。
これだけ描いても報われないってのはなあ…
そう思いながら眺めていると、意外な一枚が目に留まりました。
キャンバスを何枚かだしたせいで絵の並びが変わって、さっきは見えなかった一枚が前に出ていたんです。
肌色に彩られた、裸婦。
それ自体は、そんなに珍しいものではありません。
ただ…遠目に見ても、そこに描かれていた女性には、見覚えがあったんです。

俺の視線に勘付いたんでしょうか。
凛佐はいきなり言いました。

「あの裸婦、気になるの?」
「ああ…ちょっとよく見えないけど」
「わたしだよ、あれ」
「んぐっ…!」

危うく、口に残っていたビールを吹き出しそうになりました。

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「あれは知り合いが描いてくれたの。それで、くれるっていうから」
「そ、そうなん…?」
「結構綺麗に描いてくれたんだ。モデル冥利に尽きるよね」
「は、はあ…」
「せっかくだし、持ってくるね」
「ええっ…」

彼女は鼻歌でも歌いそうな勢いで隣の部屋から、その裸婦画を持ち出してきました。
眼前に、彼女の裸の絵。

「どうかな?」
「あ、ああ…綺麗だな」
「でしょう?」

彼女は誇らしげに胸を張りましたが、俺は心臓がバクバクと鳴っていました。
何しろ、絵とはいえ今目の前にいる女の子の裸です。
知らない女性のものならともかく、予備知識があるだけに…
美術系の人なら慣れているのかもしれませんが、一般人である俺には刺激が強すぎました。

さすがに様子がおかしかったんでしょう。
彼女は俺の表情の変化を敏感に読み取りました。

「あ、あれっ…なんか、顔赤いよ?」
「い、いや、なんでも…ない」
「…もしかして、ちょっと興奮してたりとか?」
「とんでもない!」

慌てて否定しました。
当たり前ですが、そういう目的で書かれた絵ではありません。
それに興奮してるなんて分かったら、どう思われるかは自明です。
ですが、彼女は落ち着いたものでした。
むしろ、少し憂いのある表情をしています。
ふう、と、ため息を彼女は吐き出しました。

「そっか…でも、それくらい思わせるっていうのは、やっぱり彼、すごいなあ…」
「か、彼って?」
「元カレ」

俺の脳裏に、裸の彼女を元カレの男が凝視しながら筆を動かす様子が、必要以上に生々しく展開されました。
慌ててそれを打ち消そうとしましたが、無駄でした。
街であったときと違って、今度は情報が具体的すぎたんです。

いけないとは思いつつ、妄想がどんどん頭の中で勝手に広がっていきます。
絵を描いていたはずの彼氏が、彼女に興奮して押し倒す様子までの一挙一動が、目に見えるようでした。
冷静に考えれば陳腐なエロ本のような展開ですが、その時の俺にはごく自然な流れのように思えました。
フローリングの床に押し倒された彼女の姿。
軽く開かれた脚。その奥には…

そこまで想像してしまった時点で、俺は股間がみるみる充血していくのを止められませんでした。ただの妄想とはいえ、なまじ地味なイメージの凛佐だけに、ギャップがすさまじかったんです。

まずい。
こんなことで興奮してどうする。
第一、そもそも興奮していい話の流れじゃない。
それはわかっていましたが、事実として勃起が収まりません。
俺の頭の中は、それこそひっちゃかめっちゃかな混乱状態でした。

ですが、俺の内心の葛藤をよそに、凛佐は静かなものでした。
いつのまにか、笑顔が消えています。
無言の時間がしばらく続いたことで、さすがに俺の興奮は徐々にクールダウンされていきました。
すっかり股間が落ち着いたタイミングで、彼女がポツリと言葉を重ねました。

「…ついこの間までね、ここで同棲してたんだ」
「そ、そうなの…」
「二人でいろんな話して、絵を描いたりしてね。楽しかった」
「…」
「だけどね…別れる時ってあっという間なんだよね」
「…」
「いざ出ていかれちゃうとね、部屋が広すぎて。どうしようかって悩んでるの。あはは…本当に、家賃どうしよう」
「ああ…払えなそうなの?」
「バイト代全部使ってギリギリって感じ。今までは折半してたからまだよかったんだけど」

だからか。
広い部屋だと思っていましたが、同棲して絵も置いてということなら、決して広すぎはしないでしょう。
それだけに、逆に一人で住むとなると、こんなに無駄な部屋もありません。

「あー、…はやく引き払わないとまずいんだけどね…」
「なんか問題でも?…ああ、思い入れがあるとか?」
「…そんなところ。彼のこと自体はもう吹っ切れたんだけど、それでもね…」

そこで彼女は力ない笑みを浮かべました。

「…就職妥協したのもね、実力不足もあるけど…元をたどればそれが理由なの」
「へ?」
「別れた途端に気が抜けちゃって。それでふと思ったの。男くらいでこうなる程度の覚悟だったんだなって」
「…」
「その程度なら、何も仕事にする必要はないやって思って」
「…」

かけるべき言葉が見つかりませんでした。
彼女は肩を落とし、苦笑いを続けていましたが、気を取り直すように言いました。

「ごめん、愚痴っちゃった。ビール、まだ飲むよね?」
「あ、ああ」

彼女が次のビールを持ってきてくれるまでに、俺はこれからどう話を進めたものか迷いましたが、結局彼女に任せるしかないかと結論しました。
この流れだと、変にこちらが頭を回しても無駄だ。
もし彼女が愚痴を言いたいなら、素直に聞いてあげるのが一番いいだろう。
どうせ、俺の立場では、実のあるアドバイスなんてできないんですから。
そう決めたとき、次のビールがやってきました。

「お待たせ」
「あ、ありがとう」
「さ、もう一回乾杯しようよ。せっかくだし」

俺は努めて明るい声を出しました。
彼女も、さっきまでよりも幾分明るい顔になっています。
一口ぐっと飲んでから、彼女が言います。

「でも、今日は来てもらってよかった」
「少しは気が楽になった?」
「それもあるけどね。なんか…部屋が急に静かになっちゃってたから」
「ああ、それか」
「だからね、今日はちょっと、久しぶりに彼氏と一緒にいる気分」
「んぐっ!?」
「ど、どうかした!?」
「ゴホっ…い、いやその言い方だと…」
「あ、ごめん!変な意味じゃないよ!?」

凛佐があわててハンカチを差し出してくれます。
俺は服に飛び散ったビールをふき取りながら、冗談のつもりで軽口をたたきました。

「ま、もしそうなら、俺もまんざらでもないなあ」
「…そう?」

多分、酒のせいでしょう。
俺は、普段の自分だったらまず言わないセリフを吐いていました。

「だってさ、こんな美人の彼氏になれるんだったら、そりゃまんざらでもないだろ」
「えー、それは言い過ぎじゃない?」
「いやいや、マジで。正直、会ったときびっくりしたもん。こんなにきれいになるもんかって」
「…ホント?」
「ホントだって。さっきの絵とかだってさ、見ててマジでヤバかったし」
「…そうなんだ…」

俺は、カラカラと笑いました。
凛佐の表情の微妙な変化にも気が付かずに。
だから、続けての凛佐の言葉に俺は絶句しました。

「…そっか、じゃあ…絵でそうだったなら、本物にも興奮してくれるよね…?」
「…あはは…え?」

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