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【エロ体験談】会社を去るバイトの僕が、憧れの先輩OLに風呂場で中出しした話(前編)

5年前のこと。
フリーターだった俺は、あるベンチャー企業のバイトに応募した。


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応募動機もへったくれもなく、業種も縁もゆかりもない。
時給も安かった。
だが、仕事がなくて選んでいられなかったのだ。
だから、その会社が日の出の勢いであることを知ったのは、何故か内定をもらえた後だった。
そして、そこがオフィス系にも関わらず、相当体力的にきつい職場であることも。

ブラックだったかというと微妙だ。
同僚との関係は問題なかったし、仕事自体もストレスは多いものの、やってればなんとかこなせるレベル。
ただ、拘束時間は長かった。残業が異常に長かったのだ。

俺はその業界には疎かったので、その会社が悪かったのか、業界全体がおかしいのかはわからない。
ただ、人はいつかなかった。
身体を壊して辞めたり、給料が上がらなくてやめたりで、人を入れてもそれと同じだけの人数が辞めていく。
外見はいいが、中は自転車操業というところ。
いつまでたっても残業が減る気配はなかった。

もっとも、当時の俺は金がなかったので、都合はよかった。残業代だけはしっかり出してくれたのだ。
時給が安いとはいえ、残業分まで足せば、なんとかやっては行ける。

それでも、2年ほどたったあたりで体にガタがきはじめた。
とにかくキツくて仕方がない。
仕事中は気にしている余裕がないのだが、とにかく体が重い。
頭も四六時中どよーんとしていた。
それでも、他に行く当てもなかった俺はそのまま通い続けたのだが、限界かなと思うことも徐々に増えていった。

そんなある日、あと1時間もすればなんとか今週の仕事も終わりというタイミングで、隣の部署のOLさん・Kさんが声をかけてきた。
うちの部署とは、いつもではないがそこそこ一緒に仕事をすることもあって、そのKさんとも話す機会は割と多かった。
歳は多分俺と同じくらいだが、しっかりした性格の正社員で、キビキビ働く姿が印象的だった。
それでいてアイドル的な雰囲気で、社内的にも人気が高い。
実をいうと、俺も入社以来、秘かに憧れていた。

何だろうと思っていると、仕事がはけたら飲みに行かないかと言うお誘いだった。
ここ数日、統括している社員が2人とも欠勤していたため、その日も俺一人でかろうじて回している状態。
あんまりな仕事量を無理にやったこともあって普段にもまして頭が重かったのだが、俺は快諾した。
酒は好きな方だし、隣の部署の人たちは明るくていい人たちだ。
楽しい酒になるだろう。
それに、何よりKさんと酒を囲めるというだけでも、頭痛を押していくだけの価値はあった。

仕事がようやく終わった。
先に行っているという事だったので、俺はあらかじめ聞いていた店に向かった。
いざ店につくと、Kさんしかいなかった。

「他の人はどうしたんすか?」
「あれ、言ってなかったっけ、今日はサシのつもりだったんだけど…」

そういえば、彼女は隣の部署のメンバーについては何も言っていなかった。
単に「飲みにいくんだけどどう?」と誘ってきただけだ。
普段はまずお隣みんなと一緒というパターンばかりなので、先入観で勘違いしてしまったのだ。

「あ、すいません、勘違いしてました。」
「大丈夫、サシでも?」
「ええ、全く。」

実のところ、俺にとっては彼女と二人で飲めるなんて考えてもみなかった。
僥倖といってもいい。

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たわいない世間話や社内の話をしているうちに、あっという間に時間は過ぎていった。
お互いに酒には強い方なので、かなりの量を飲んでいたと思う。
2時間くらいたったころだろうか、Kさんが急に真面目な口調で切り出してきた。

「あのさ、君、辞めるつもりって本当?」
「ええ。すぐにではないですけど。」

数日前に人事部に辞意を伝えていた。
社員がいなかったので人事に直接言うしか仕方がなかった。
体力がもう持たないという理由だ。
ただ、人事部の担当者は受け取ってはくれたものの、渋い顔はしていた。
何しろ、二年たったそのころにも、退社率は全く改善していなかったのだ。
バイトの俺にもわかるくらいに業績はのびていたが、同じく俺にもわかるレベルで人が変わっていた。

特にうちの部署については他以上に給与が安いこともあって、募集をしたところで応募さえないのだ。
にもかかわらず辞める人間は多く、残っているのは俺と欠勤中の社員2人だけという惨状だった。

「もう考え直す気とかはないの?」
「ええ、ちょっとさすがに無理っす。」

物理的にどこまで持つかがあやうかった。

「そう、どうしようかな…。」

彼女は珍しく、逡巡しているようだった。
仕草があきらかにぎこちない。
何かあるのだろうか、と思って、俺は無言のまま彼女の反応を待った。
しばらくして、彼女はフーっと大きく息を吐いた。
そしてKさんが口を開いた。

「あー、やめやめ!」
「ど、どうしたんですか?」
「実はね、上から、君を何とか引き止めろって言われてたの。それで今日誘ったんだけど、君の様子見てたらどう考えても無理よね。」
「は、はあ。それはそれで、凄く光栄なんですけど。」
「辞めときなさい。ここであたしが無理に引き留めたとして、それで君になにかあったらこっちがたまらないわよ。」

それはそうだ。
第一、欠勤中の社員が復帰すれば、そこまでのことでもないだろう。

その考えを見透かしたように、彼女が続ける。

「あ、なんでこんな話になったかっていうとね、君の上司2人、もう復帰無理だそうよ。お医者さん通いだって」
「え?」
「あの二人ももうボロボロだったから。で、君に白羽の矢が立ったってわけ」

絶対にお断りだ。
自分が病院に担ぎ込まれる未来が頭をかすめた。

「うちの会社、社員は結構締め付けキツい所あるから。」
「そうなんすか…。知らなかったっす。あの二人、大丈夫なんすか?」
「かろうじて。でも、しばらくかかるみたい。」
「うわ、でもそれ、社員のみなさん、ヤバいじゃないですか」
「結構ね。あと、社員対象で今度リストラも始まるし」
「リストラってこの人数不足で、さらにですか?正気じゃないっすよ。」
「うん、上がここまできたら少数精鋭だとか言いだしてさ。うちの社員って割と給料いいの。だからよ。」
「げえ、聞いてるだけで嫌です」
「そうだろうね。」
「Kさんも、余計な手間かけさせちゃってすいません。」
「いや、いいのよ。…それより今、上の連中にむかついてるのよね。」

酒が回っているせいもあるんだろうが、それにしたって、酒に強い彼女にしては、えらく顔が赤い。
それに、ここにきて急に口調が激しくなっている。

「なんかあったんですか?」
「あたしさ、仕事ここんとこずーっとうまくできなくてさ、今、リストラ候補なんだ。」

信じられなかった。

「上がその弱みに付け込んできたのよね。交換条件付きで。
で、君を止めないといけなくなっちゃったんだけど、その時の言いぐさが、
『お前よりはまだ使える、身体使ってでも止めろ』だってさ。…あ、ゴメン、嫌なこと言っちゃったね。」

…あらゆる意味で、ひっでー…。

「それ、訴えてもいいんじゃないっすか?第一、Kさんどうみても仕事できる人じゃないですか。」
「そこなんだよね。あたしの部署の仕事、てきぱき動いてれば何とかなるもんじゃないのよ。あたしは動くのしか能がないから、相性悪かったみたい。」
「にしても、ひどいっすよその言いぐさ。」
「あ、ちょっと怒ってくれてる。」

彼女は紅くなった顔でにんまりと笑って、
「でもね、もういいの。命令、無視する気満々だし。それに、あそこまで言われたら、あたしももう残る気失せたし。」
と言い切った。

しかし、そうなると。

「そうなると、下手すると二人して無職ですね」
「そうなるわね、あー、笑うしかないわね」

二人でほぼ同時に、目の前の酒を飲み干す。

「湿っぽくなっちゃったわね、この話はもう辞めましょ。飲み直し!」
「そうしますか!」

だが、どうにも雰囲気が重い。
追加で酒と焼き鳥を頼みつつ、何か笑える話がないかと考えるが、状況が状況だ。どうにもいいネタが浮かばない。
多分、それはKさんも同じだったんだろう。そうでなければ、あんなセリフが出てくるわけもない。

「でもさあ、あたしがもし本当に身体使って説得してたら、君どうしてたの?」

彼女としては、今とっさに思いつく精一杯の冗談だったのだろう。
だが、俺にとっては冗談では済まなかった。

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