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【エロ体験談】乱交サークル狂いのCAが教える、とっておき肉棒狩りスポット(前編)

そのクラブのことを最初に耳にしたのは、CAになってからすぐのことだったと思う。
耳打ちしてきたのは、同期の女の子だった。

「ねえねえ、知ってる?クラブの噂」
「…なに、それ?聞いたことないけど…」

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「先輩に聞いたんだけどね、CAの中でもごく一部の人たちが集まるクラブがあるんだって」
「ごく一部…?なによ、それ。閉鎖的なクラブ活動って、なんか暗くてやだなあ」
「ああ、違う違う。クラブって言っても、お酒飲む方よ」
「ああ、そっちか…でも、それがなんで噂になるのよ。あの手の音楽が好きな人たちくらい普通にいるでしょ」
「…乱交クラブなんだって」
「はあ!?」
「…あはは、笑っちゃうよね。何なのよその噂って感じ」
「都市伝説にするには、どうしようもなくスケール小さいわね」
「ホントに。ごめんね、しょうもない話で」
「いいっていいって。息抜きにはピッタリよ」

そのときのあたしは、どうでもいい世間話の一つとしてその話題を流した。
これだけCAがいるんだから、それはそういうクラブに通う人の一人や二人はいたっておかしくないだろうし、別にそれが悪いとも思わない。
わざわざ噂になるほどのこととは思えなかっただけだ。それに、自分には関係のないことだと思っていたから、興味さえ湧かなかった。

そんなあたしがこの話に実際に首を突っ込むことになったのが、半年くらいたった頃だ。
当時、あたしはようやく仕事にも慣れてようやく多少落ち着いた気持ちになってきたころだったけれど、私生活は冴えないものだった。

航空業界にいると、他の業界の知りあいとはまず時間や休日が合わない。
それまで通り付き合いを続けようとするなら、その点を割り切ってくれる相手じゃないと疎遠になってしまう。
友達でさえそうなのだから、恋愛なんかはその最たるものだ。
けれど、残念ながら当時のあたしの彼氏は、割り切ることのできない人だった。
本人によると寂しいわ物足りないわでたまらなかったそうで、別れを切り出された。
あたしがCAになって、まだ3か月もたっていなかった。

覚悟はしていたけれど、やっぱり悲しかった。
それでも、教訓は得られた。しばらく男はやめよう。この仕事を続けようとする限りは無理だ。
正直に言えば、あたしはヤケになっていた。
恋愛する気力がもう失せていたのだ。

それでもなんとかカラ元気を出したあたしは、これからのことを考えた。
CAは生活も不規則だし、体力的にはハードだ。ただでさえそんな仕事なのに、メンタル面までうじうじと落ち込んでいたらとてもやっていられない。
それに、男を作るのが難しくなった以上、せめてそれを職場で生かさないと損だと思った。
転んだって、ただでは起きないのはあたしの主義なのだ。

そこであたしは、徹底的に男に縁のなさそうな、おバカな女を演じることにした。
彼氏がいないことを逆手にとってみんなの笑いを誘う、三枚目キャラを演じてみることにしたのだ。
そういうキャラを演じていれば、頭を空っぽにするにはもってこいだし、他のみんなとのコミュニケーションにも役立つだろう。

自負だけれど、それまでも充分明るいキャラだとは見られていたから、この試みは特に違和感なく周囲に受け入れられた。
狙いは当たった。気が付いたらあたしは休憩時間、会話の輪の中心にいるだけのポジションを獲得することに成功した。

ただ、その一方で頭を空っぽにするという点ではこの計画は失敗だった。
どうしても空しさが消えない。
あたしは、どう言いつくろっても、男が好きなのだ。
ごまかしがきかなくなるまでは早かった。
だけど、かといってもう一回男と付き合うだけの気力はないままだった。
すごくバランスの悪い状態だとは思ったけれど、自分でもどうしようもなかった。

そんな日々が続くうち、たぶん感覚が狂ってきたんだろう。
あたしはとうとう、身体だけの関係でもいいから男と関係を持ちたいと考え始めたのだ。
目的と手段が完全にすり替わっているのは自覚していたけれど、それは今の自分の精神状態からしたら妥当なように思えた。
本気になられては困る。
今のあたしには、それを受け止めるだけの余裕はない。
けれど、最初から身体だけとお互いに割り切っておけば、そんなこともないんじゃないか。

だけど、少しだけ考えてから、あたしはその考えを捨てた。そんな都合のいい男がそうそういるとも思えない。
いや、もちろん探せばそういう男はいくらでもいるだろう。
けれど、そんな男をどうやって探すのか。いちいち相手に訊いて回るわけにもいかないのだ。あたしにだって世間体はある。
もともとエッチ好きではあったけれど、これは自分でもどうかしすぎだ。
そう自分に言い聞かせて、あたしはおバカ女を演じる毎日を送るしかなかった。

それでも、徐々に高まってくる欲求は、いかんともしがたかった。
寝る前にオナニーをしたりして紛らわせたけれど、本物の、男の人のち●ちんが欲しいとどうしても思ってしまう。
指なんかじゃだめだ。あたしの中でちゃんと動いて、精子を本当に出してくれるち●ちんじゃなきゃ嫌だ。
そんなことを、あたしはただ繰り返すばかりだった。

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ただ、無理矢理おバカ女になったのは無意味ではなかった。自分ではうまくいったと思っていたけれど、見る人がみれば、あたしのキャラづくりはむしろ痛々しいものだったようだ。そして、一度気づいてしまえば、あたしの男日照りという印象はみていられないほどのひどさだったらしい。
ある日、先輩CAに仕事のことで指導を受けていたときのことだ。

「これで全部ね。だいたい分かった?」
「はい、問題ないです」
「じゃ、大丈夫ね。さてっと…それはそうと、ちょっと話があるんだけど」
「なんですか?」

彼女は周りを見回すと、声を潜めた。

「飢えるのもほどほどにしなさいよ」
「え…!?」
「お化粧で隠してるつもりかもしれないけど…全然隠せてないから」
「…」

わざわざ直接言ってくるくらいだ。自分ではそんなつもりはなかったけれど、ものすごい顔をしているんだろう。
なんだか、気持ちまでガックリしてしまって、あたしはうなだれた。それなりにプロ意識をもっていたつもりだったから余計に。
ただ、先輩の話はそこで終わらなかったのだ。

「…お説教はそれだけ。それでなんだけど」
「?…まだ、何かあるんですか?」
「その悩みの助けになるかもしれないって思ってね」

先輩が、小さなメモをあたしに手渡してきた。
見てみると、走り書きでどこかの電話番号と、カタカナで意味の分からない単語が書いてある。

「?なんですか、これ?」
「お店。良かったら電話してみて」
「お店、ですか…?恋人探しとか、そういう…?」
「違うわよ…まあ、おすすめはしないけどね」
「おすすめはしないって…先輩も知ってる店なんですよね」
「そうね…割とよく使ってる。でも、人には言えないわね。だから、あなたも秘密にしてよね」
「…それは…はい、もちろんです」
「信用してるからわざわざ渡したんだからね。くれぐれも頼むわよ」

それだけ言って、先輩は去って行ってしまった。
あたしは狐につままれた気分で、一人取り残された。
信用してくれているって言ってくれたのは嬉しかったけれど、でも、本当になんだろう、これ。

その夜最後のフライトが終わった後、あたしはステイ先のホテルに入って、スマホで電話を掛けた。
どんな店かわからないから、一応非通知にして。
しばらく呼び出し音が鳴った後、男の人が電話に出た。
背後では、相当の音量でけたたましくテンポの速い音楽が流れている。
音楽にはそれほど詳しくないわたしでもわかる、踊らせるための音楽だった。

「はい」

低い声はどこか威圧感があった。店名さえ名乗らない。
あたしは戸惑いながら、メモにあった意味の分からないカタカナを読み上げた。

「あ…あの、●●●●さんでしょうか」
「はい」
「あ、あの、知り合いに訊いてお電話したんですけど」
「ん…?ああ、もしかして、スチュワーデスの方ですか?」

急に男の声が明るくなった。

「え?」
「多分、先輩さんから聞いたんじゃないんですか?」
「は、はあ…」
「やっぱり。ちょっと話だけ聞いてただけなんですけどね。おそらくあなたにとっては先輩だと思うんですが、その人がうちの常連でしてね。誘えそうな後輩が一人いると言ってたんですよ」
「え、え??」
「いや、うちは広告も出してないですし、紹介で来るくらいしかありえないんですよ。だから、まず間違いないだろうと思いまして」

よくわからないけれど、なにかすごい秘密主義の店だなあと思った。
いったいこのお店は、何なんだろう。

「あ…あの、それで、そちらはどういったお店…なんでしょうか」
「あれ?聞いてないんですか?」
「は、はあ」
「うーん…困ったな。電話口でお話するのはちょっと…」
「え…?」
「まあ、▲▲駅が最寄なんで、よかったら来てみてください。電話くれれば案内しますよ」
「あ、あの…」
「覗いてみてもらって、気に入らなかったら帰ってもらっていいですから。じゃ、ご来訪楽しみにしてますよ」

ガチャリ。
それだけ言って、電話は切れてしまった。
あっけにとられたけれど、今できることはなにもない。スマホをテーブルの上に置いて今の短いやりとりを思い出してみる。
紹介にも関わらず電話で内容が話せないという時点で、どう考えてもマトモなお店とは思えない。
男日照りのあたしに紹介してくる、しかも恋人探しでもないとなると…

頭の中に、受話器から流れていたけたたましい音楽がよみがえった。
それが、半年前の記憶を呼び覚ました。
あの時、同期の女の子と話した、他愛ない噂話。

…まさか。

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