あれだけ長い時間、ディープキスをしていたのははじめてだったかもしれない。
妻の面影こそ消えたものの、それ以前に俺は、しばらく現実感が持てなかった。
これから愛美とセックスするという現実が、実感として湧かなかったのだ。
ときおり、気持ち的に折り合いをつけたはずの息子の顔までが浮かんだりもした。
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それが、俺には我慢ならなかった。
なりゆきはともかく、最終的に愛美とセックスすると決めたのは、俺だ。
今になってうじうじとしている自分を、俺はどうにも持て余した。
こんなままで、愛美を犯すわけにはいかない。
やる以上は、愛美という女に集中しなければ、意味がない。
ディープキスはそのための、最後の準備運動のようなものだった。
ただひたすらに愛美の舌を味わう。
表面のザラザラひとつまで逃さないくらいに。
ふやけるかと思うくらいに舌を吸いあったあと、ようやく俺たちは唇を離した。
口の中にたまった唾液が、つーっと光る糸を引いた。
「熱烈でしたねー」
「ああ」
もう、愛美は突っ込んでは来なかった。
口調も、普段の間延びした雰囲気に戻っている。
ただ、バカっぽい割には、色気は段違いになっていた。
密着していると、それだけで身体がぞわぞわしてきそうな、強烈な色気だった。
「あたしの身体、おいしそうに見えてきましたー?」
「ああ、…けど、言っていい?ホントにあからさまっすね…」
「そうですよー?…エッチなこと、隠したりしないもの。それに…」
「ん?」
「人のこと、言えないじゃないですかー」
「…まあ、ね…」
俺の肉棒は、もうすっかり勃起していた。
正面から密着している彼女には、丸わかりのはずだ。
「すっかりおっきしてますねー」
「おっきって…まあ、その通りだけどね」
「…思ってたとおりだなー」
「?」
「身体の相性、よさそうって言ったでしょー。だけど、思ってた以上に…きもちよさそう、このち●ちん」
ぐいっと、彼女は身体をさらに強く押し付けてきた。
俺も負けじと、彼女を押し返す。
膨らんだ股間が、彼女の柔らかい身体を圧迫する。同時に、ニットワンピース越しの巨乳の弾力が俺に伝わる。
改めて身体を押し付けてみると、相当の大きさだった。
力自体は俺の方が強く、俺たちは少しずつ、ベッドの方に寄っていった。
どさっと、そのまま俺たちはベッドに倒れ込んだ。
「しかし…」
「なんですかー?」
「凄い気合入ってるね」
「そりゃーもう。エッチのためならいくらでも気合入れますよー」
ベッドに横たわりながらも足をぱっくり開いた彼女。ニットのワンピースの中身が丸見えだ。
ガーターベルトで吊られたストッキング。太ももにまとわりつくレースが目に鮮やかだった。
それだけでも相当なものだったが、パンティはパンティで、かろうじて性器の部分に布地がある以外は殆ど下着の体をなしていない。
その性器あたりの布地にしても、隠すという点ではまるで役立っていなかった。スケスケなのだから。
黒い、シースルーじみた布地の向こうに、彼女の大陰唇の膨らみがはっきりと見て取れた。
えげつないと言っても言い過ぎではないほどのコーディネートだった。
ワンピースそのものはむしろ上品なデザインだけに、なおさらそれが際立っている。
まさかあのニットの下にこんなものをつけているとは、一見しただけでは誰も思わないだろう。
だが、俺の下半身にとっては、それは最良の取り合わせだった。
目にしているだけで、血のめぐりがよくなるのがわかる。
はしたないが、俺は無意識のうちに、息を荒げていた。大して年を食っているわけではないが、それでも若返っていくような気さえした。
「うふふ、狙い、バッチリだったみたいですねー」
「まったく。ヤバいくらいですよ」
「吸い付きたい、とか思ってたりしてますー?」
「思ってますね」
「いいですよー?吸い付いちゃって」
「ホントに?」
「無茶苦茶にしちゃっていいですよー?」
お言葉に甘えることにした。
俺は、ワンピースの裾を荒々しく捲りあげながら、彼女の股間に顔面を寄せた。
黒い下着の、わずかな股布の上に直接顔を押し付ける。
下着越しに、彼女の股間の柔らかさと、そして、ぐしゅっとした、湿り気が伝わってきた。
濡れている。彼女の股間は既に体液を漏らし始めていた。
「んっ…や、ヤっバいー…触れただけで…キュンってなっちゃうー…」
毛糸越しに、彼女の声が聞こえる。
その声は、かすかにふるえていた。
下着越しになんどか舌でこすった。
「はあん…んん…んん…き、気持ちいー…」
とろけるような声を耳にしながらも、布地をわずかにずらす。彼女の割れ目が露出した。
ピンク色の粘膜の隙間から、どろりとした粘液が絶え間なく湧き出ている。
俺は、その体液を思い切り吸った。
赤ん坊が、母親の乳房を吸うかのように。
じゅるじゅるっ!と、思った以上に派手な音がした。
「ひああっ…ほ、ほんとー、腰おかしくなりそー…」
「こういうの、好き?」
「す、好きに決まってるじゃないですかー…あ、あたしのお汁、どうですか…」
「おいしいですよ…もっと飲みたくなるな」
じゅるじゅるっ、じゅるじゅる…
俺は、しばしの間、さらに彼女の液体を吸い取り続けた。
「ひああんっ…あ、ああんっ…す、吸い過ぎー…」
力の抜けた声を、彼女は上げ続けた。
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しばらく顔を突っ込んでいる間に、下着は俺の唾液と彼女の愛液で見る影もなくなってしまった。
それこそぐちゃぐちゃになった下着から彼女は足を引き抜き、枕元に放り出した。
それから、こちらをみてほほ笑んだ。
「もー、感じちゃったあ…こうなったら、このまましますよねー?」
「ああ…すぐにでも挿れたいな」
俺もベルトを外しながら言った。
ようやく、カンが戻ってきた気がする。もう、妻や息子の顔は浮かんでこなかった。
「あたしも。…ち●ちん見てるだけで、今すぐ欲しくなっちゃうなー…」
ベッドの上で彼女は、ニットの裾を腰までまくり上げながら言った。
「そのワンピース、脱いだ方がいいんじゃない?」
「いーですよ、もう。汚されるの、嫌いじゃないですからー。それに…好きでしょー?こーいうの」
「まあ…そうっすね」
相変わらず、内心を読むのがうまい。
愛美は、自慢気に笑うと、見せびらかすかのように、思い切り足を開いた。
股間の割れ目が、身体の動きに合わせて左右に開く。胎内からの分泌液が、肌を伝ってベッドに滴っていく。
恥じらいもなにもなかったけれど、その直球な態度は、今の俺にはかえって好感が持てた。
「じゃ、…お言葉に甘えて」
彼女の両足の間に入って身構えると、眼前の彼女は、潤んだ目で笑顔を浮かべていた。
「どうしたの?」
「だってー、すごく楽しみにしてたから。いよいよだーって思ったら、そりゃ笑顔もでますよー」
「じゃ、長らくお待たせしましたってことで」
「うん、きてー?…あっ!」
挿入と同時に、彼女の声が一オクターブ上がった。
久しぶり過ぎて、加減がわからなかった。
普通に挿入したつもりだった俺の肉棒は、勢いをつけて彼女の最奥までズブリと入ってしまった。
お互いの股間が密着したとき、びちゃっと濡れた音がした。
「ち、ち●ちん…入っちゃったー…」
「期待通り?」
「うん…もう…想像どーりですよー…」
彼女の口元はすっかり緩んでいる。
あれだけ楽しみだと言われていたからプレッシャーもあったが、まずはホッとした。
もっとも、俺の方だってたまらなかった。
目前で、ニットもガーターも身に着けたままの女の子が、自分の肉棒を咥え込んでいるのだ。
興奮するなという方が無理だろう。
「あー…ま、まだ硬くなるんですかー…?」
「これはなるでしょ」
「…んっ…あ…ち、ちょっと動くの、待ちましょーか…」
「なんで?早くしたかったんじゃないの?」
「だ、だってー…どうせなら、いっちばん堅くなったち●ちんの方がいいじゃないですかー…」
とはいえ、待つ必要はなかった。彼女のその言葉がいやらし過ぎて、俺の肉棒は、膨らみうる限界のところまで一気に膨らんだからだ。
「あくっ…こ、こんなにー…」
まだ動く前から、愛美は悩まし気な声を上げた。
彼女の腰に手を添える。まくり上げたニットの毛糸が手に触れて、軽くチクチクした感じが残った。
この感じ方だと、イかせるのは苦労しないだろう。
そう思っていたのだが、まさか一突きでイくとは思わなかった。
肉棒を一回出し入れした瞬間、彼女はいきなり高い声を上げたのだ。
「あれー…?あっ!ヤバ…ああっ!」
本人も予想外だったのだろうけれど、相当敏感になっていたせいだろう。
慌てたような声を上げたあと、彼女の全身がいきなりビクッと跳ねた。
あんまり激しい動きで肉棒が揺さぶられて、俺の方まで息を止めてしまったくらいだ。
密着したままの股間から、さらさらという音がする。
よほど気持ちがよかったのか。彼女の胎内から、今度は噴水のように体液が噴き出していた。
ベッドがみるみるびしょ濡れになっていく。
震えはしばらく続き、その間、俺は一気に射精まで行ってしまわないようこらえるのに苦労した。
「あー…こ、こんなのー…はじめてー…」
相変わらず間延びしながらも、一度イった彼女の声ははっきり恍惚としていた。
「なんかすごい出てるけど…」
「お、おもらしかなー…気持ちよすぎて、自分でも何なんだかわかんない…」
「なんでもいいんじゃないの」
「そーですよね…もう…とろけちゃいそうですー…」
ねっとりとした彼女の目は、早くもピストンを催促しているように思えた。
俺は、もう一度突いてみる。
むっちりした膣内の果実のような肉が、俺の肉棒を押さえつけ、舐った。
「くっ…」
「あーっ!…んん…か、感じ過ぎるう…」
「ゆっくりする?」
「そ、それもいいんですけどー…やっぱり、思いっきりしてくれた方がいいかなー…」
「そういう方が好き?」
「うん…そーいう方が、エッチしてるーって感じがする…」
「そう、なら…」
軽くうなづき合ってから、俺は思い切り腰を振り始めた。
もう、遠慮なんてしない。別にセックスが上手いとは思わないけれど、彼女なら何度でもイかせられそうだ。
いくらでもイかせてやるつもりだった。
「ち、ち●ちんっ!ち●ちんすごいーっ!」
まだ股間から飛び散る液体も意に介さず、彼女は叫び続ける。
ベッドに埋もれながらも、身体が激しく動いた。
目を閉じたまま、自らも身体を動かしていく。そのたびに、彼女の胸の膨らみが、弾力を持ってプルンと揺れた。
ニットワンピースが、動きに引っ張られて、みるみるズレていく。
「め、めり込んでるぅ…あんっ…!ひんっ!」
肩から今にもずり落ちそうなくらいに寄れたそのニットを、俺はそのまま引き下ろした。
伸びてしまうのは間違いなかったが、彼女の乱れ方の前に、俺ももう耐えられなかったのだ。
思い切り引き下ろしたニットから、ブラジャーに包まれた巨乳が飛び出す。
片手を伸ばし、ブラジャーをずらすと、すっかり大きくなったピンク色の乳首が姿を現した。
つまむ。
「あっ!ひ、…ひー…ひあっ!」
指で硬くなった乳首をこねくり回すと、見るまに胸元に汗が浮き始め、肌の表面を伝った。
身体が熱くなりすぎているようだ。
さらに、手のひら全体で乳房を鷲掴みにした。
指先にほどよい弾力が伝わる。揉むごとに、指が柔らかい肉にめり込み、その形を変えていく。
「も、揉まれちゃってるうーっ…あひゃあっ…な、中もズンズンっ…ヤバすぎるよおーっ…ああっ!」
彼女の乱れ方は、もう恥も外見もない体になっていたけれど、それは俺にはとても可愛らしく思えた。
大口を開けて、悶えまくる。
時折ほとんど切れ切れの高い声が上がった。
最初ほどの劇的なことがなかったからはっきりとはわからないけれど、あの感じだと何度かイったのだろう。
そのたびに彼女の身体と、膣の中のうごめきが激しく俺の肉棒に刺激を与えた。
俺も、そろそろ持たなかった。
「お、俺も…そろそろ…」
「ど…どうします…?あたしはー…ナカでもいいですよー…んっ!」
「ま…それはまずいだろっ」
「お任せしますけどー…どっちでも、いっぱい出してくださいねー…っ!ブシャーって…」
「い、いいの…?汚れるぞ、絶対」
「あんんっ!い、いいですよー…家に帰るだけだし、汚されるの好きって言ったじゃないですかー…あっ!ああっ!」
そのあたりが俺のリミットだった。
亀頭のあたりが急激に熱くなってくる直前、俺は彼女の膣から肉棒を引き抜いた。
「あ…ああああー…っ!」
最後の刺激で、消え入るような声を上げて彼女が絶頂に達す。
抜ける時掻きだした分だけでは決してないだろう、大量の液体が、大きく口を開いたままの膣口からあふれ出した。
その光景を前に、俺は迷った。このまま出していいものか。
だが、精子の流れは待ってくれない。もう、判断するだけの時間は残っていなかった。
大して姿勢も変えないまま、俺は溜まりに溜まっていた精子を、ありったけ彼女の身体に向かって放出した。
「あっ…せ、精子かかったあ…」
我ながら、よくもこんなになるまで我慢していたものだ。
溜まり過ぎてものすごい濃度になった精子は、粘り気も量も、そして飛び出し方もものすごかった。
絞ったホースから噴き出す水道水のような勢いで、生臭い粘液は彼女の下半身はもちろん、ニットを着たままの上半身や、むき出しの巨乳に向かって遠慮なく降りそそいだ。
「うわあ…べっとりしてるぅー…」
乳首にまでベットリと絡みつく、俺の精液のしぶき。
それを彼女は、乳首ごと指でつまんだ。
そのまま、指で弄ぶ。精子で濡れた乳首が、つやつやと光った。
もちろん、せっかくのニットワンピースも精子がそこら中に飛び散っていた。
それだけでセックス中に引っ張ってしまったおかげで、よれよれになっている。
上品なファッションも台無しだった。
けれど、愛美はまったく意に介さなかった。
「ふうー…っ、まだ、中に入ってるみたいですー」
いよいよ帰る段になってからも、感触が忘れられないのか、愛美は時折身体をなまめかしくくねらせた。
のびのびになったニットを着ている姿はこう言ってはなんだがかなりマヌケで、俺はヒヤヒヤしたのだけれど、彼女は最後までそれにまったく触れてこなかった。
「そんなに満足した?俺、そんなにうまくないと思うんだけど」
「気持ちよさってうまい下手じゃないですよー。あたしは、もーお腹いっぱいですねー。思ってた以上でした」
「そっすか…まあ、俺も…気持ちよかったな、すごく」
「でしょー?」
ホテルを出て別れるとき、彼女はもう一度、いつものように縋り付いてきた。
あれだけ揉んだ胸だけれど、何度触れても気持ちがよかった。
毛糸が伸びたぶん、服の隙間からはブラジャーもかなりはっきりと見えた。
「また、デートしましょうよー。こんなデートなら、何回でもしたいって感じだしー」
「あ、ああ」
「じゃ、ここで。息子さんにもよろしくー。」
大きく手をブンブンと振ってから、彼女はよれよれのニット姿で帰っていった。
よくもまあああなるまで、俺も欲望に身を任せたものだ。
申し訳なさや自分での呆れははっきりあった。とうとうやってしまったとも思った。
ただ、その割には妙にすっきりした気分だった。
彼女自身はもちろん、ただセックスだけと割り切った彼女の付き合い方をとても心地良く感じていることに、その時俺は気づいた。
彼女とはそれから、大体2週間に1回くらいの割合でセックスする関係が続いているが、その心地よさは変わらない。
この分だと、彼女とはかなり長い付き合いになりそうだ。
もしかしたら、別れた妻はもちろん、過去のどの彼女よりも長くなるかもしれない。
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